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2人目のお嬢様 ページ3

「ヒメノさんではありませんか」

えっ??
あっ、ツバキさん!
ツバキさんはせいら様専属の執事さんです

「ツバキさんもいたのですね」

「はい。」

ツバキさんがお部屋にいたとは思いませんでした。
まぁ執事だから当たり前ですね(笑)

「ツバキ、あなたも下がっていいわ。ヒメノと話したいことがあるから」

?私と話したいことがおありのようです
何でしょうか??

「かしこまりました。失礼致します」

ツバキさんはお部屋を退室された

「…突然ごめんなさいね、ビックリしたでしょう?」

「いえ、大丈夫ですよ。それより…なぜ突然、メイドを所望されたのですか??」

そう聞くと、せいら様は

「………今は聞かないでちょうだい。」

と答えられた。

せいら様が打ち明けてくださるまで
待つしかありません。

すると、せいら様は急に下をお向きになった。

「せいら様?せいら様??いかがなさいましたか?」

そう聞いたけれど、返事はありません。
少し経つと、私のほうを向いてくださいました。

「ツバキ兄ちゃんはどこにいるの?」

ん……??ツバキ兄ちゃん??
ツバキさんのことでしょうか??
でも…なんででしょう?
ツバキとお呼びだったはずですよね?
……ふむふむ、さきほどの、意識を失ったように下を向いて少し経って上を向く行為……
わかりました。お察ししましたよ私。


「ツバキさんはせいら様がお下げになりましたよ」

「せいらお姉ちゃんが??…ふーん」

「1つよろしいでしょうか??」

「ん?なに??えっと、せいらお姉ちゃんのメイドさんだっけ?」

「えぇ。ヒメノと申します」

「ヒメノお姉ちゃん!!わたちは、花(はな)って言うの♪」

花…様。
なんか可愛らしいですね。

突然メイドを所望されたことに
このことが関係あるのでしょうか。
……いや、いけません。
せいら様がお話くださるまで待つのです。
いったい、いつお話くださるのでしょうか……

私の話→←突然の指示



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作者名:さくや@執事・メイド | 作成日時:2018年9月26日 10時

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