二十四人 ページ24
「今回は不可抗力だったかも知れないけど
あぶなくなったら逃げるんだよ？
怪我したらもとも子もないんだからね」
燭台切は少し悲しそうに言った
「戦闘以外の傷で、手入れ部屋に入るなんて事が、起きないようにしないとね」
『..なあ燭台切』
「ええ、みつただでいいよ」
じゃあ、みつただ、と呼ぶと彼は嬉しそうに笑った
『手入れってなんだ？』
「.....え？」
燭台切はつかんでいた手を離してしまった
彼の右手は、空気をつかんだ
「なん、で」
『..？』
彼がしゃべったとき、自分の体が少し動いた
指先が少し動いただけだった
「どうしてからちゃんそんなこともわからないままなの哀しいよ何を知らないのどれがしらないのやめてよからちゃん僕たちは神様で」
彼が言い終わる前、自分のからだが勝手に動く
彼が誰に出したかわからないまま固まっている右手を両手で包んだ
『みつただ』
「きみ、は」
『..みつただ』
自分は言おうとしてないのに、からだが、声、勝手に動く
まるで、その先の言葉を言わせないように、聞きたくないと言っているように
「かな、しくて」
『休め 頑張り続けるな』
そういうと燭台切は一つ瞬きをした
少しの静寂
「...から、ちゃん？」
『みつただ、どこへ行くんだ？』
「え、あ！そうだったね」
何事もなかったように、世界は動き出した
また、誰かに睨まれているような気がした
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ぺるあ - 鯰尾って一人称俺だった気が……(この作品めちゃしゅきです) (2019年8月18日 17時) (
レス) id: 6658fbc910 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - 七氏さん» 申し訳ありません！！私の設定ミスでした！！ご指摘ありがとうございます！！ (2018年10月29日 16時) (レス) id: 8447326019 (このIDを非表示/違反報告)
七氏 - 最初の部隊構成がおかしいですよ。燭台切がいるのに部隊のなかにはいません。７人パーティーでしょうか？ (2018年10月24日 7時) (レス) id: e6a05ea0e6 (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - みっちゃぁぁぁぁぁあんナイスタイミング( ´∀｀ )b (2018年10月7日 23時) (レス) id: 026253e74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナリア | 作成日時：2018年10月1日 12時
