ep.52 ページ3
心織「良かったら、今からちょっとお茶しない?」
「今から…ですか」
心織「予定、あったかしら?」
今は生憎、暇だった。
それに暑いしどこか入りたいと思っていたところ
「分かりました」
心織「嬉しいわ、そこのカフェでいいかしら」
「もちろんです」
お店のチョイスも誘い方も、何となく大人って感じで…
こういう所が私と違う。
――――――――――カランカラン♬.*゚
お店に入ると、窓際のテーブル席に向かい合って座った。
2人でこの店の人気商品のフルーツティーを頼んだ。
心織「梨花ちゃんって大学2年よね?」
「はい、今は夏休みです」
心織「その歳で随分しっかりしてるのね〜翔也ってば先輩なのに頼りないでしょう?笑」
翔也さんは…私からしたら頼れるかっこいい先輩だ。
でもそんな事、彼女さんの前で言えない。
ましては…好きだなんて
「それでも明るくてみんなには好かれているんですよ!」
心織「それなら良かったわ〜」
フルーツティーが運ばれてきて、冷たい飲み物が熱くなった体をゆっくりと冷やしてくれた。
私もだんだん落ち着いて話せるようになった。
心織「翔也はね…すごく優しいの。」
「知ってます」
あ、つい…!!!
心織「だよね、だから私が好きになって…告白したの」
そうだったんだ…。
心織「でも最初は…振られちゃったのよ?」
「…え?」
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セピ力(プロフ) - ステラさん» いつもありがとうございます!!嬉しい!新作もお願いします🥰 (2021年11月23日 21時) (レス) id: 4dfc759775 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - なんかもう感動で泣きそうです…最高でしたァァァァァァ2人が結ばれて良かった!!一生応援したいです(ボロ泣き)次回作もめちゃくちゃ楽しみです!!ってかもう読みます!!!←落ち着け (2021年11月23日 0時) (レス) @page15 id: 3475edfef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2021年11月6日 19時