無色透明な心にさよなら【名前変換オリジナル】

ep.3 ページ3

「おまたせ致しました！旬のお野菜とアボカドのパスタサラダになります！」




客「ありがとうございます」



「ごゆっくりどうぞ♡」






ここは温かいファミリーレストラン
笑顔で接客するのがあくまでうちでは鉄則
笑顔は私の唯一の武器だから、ここで生かせるのはすごくありがたい。






夏希「あちぃー…梨花ちゃん厨房と変わってよ〜」


「あはは、私はこっちの方が向いてるんですよ〜」


夏希「確かに！梨花ちゃん目当てに来るおじさん達もいるからね笑」


「ありがたいことですよ！」








ここの職場は同世代も多くて心強い。
だけれどみんなの明るいノリについていけているか時々心配になる。








――――――――――――――








夏希「ふー、今日はこれで閉店か〜」


「お疲れ様です。夏希さん」


夏希「梨花ちゃんもね」









――――ガチャ




翔也「梨花ちゃーん、なんかオーナーが呼んでたよ？」




「え？ほんとですか？」



翔也「うん、なんか部屋来てって」



「分かりました！すぐ行きます！」









なんだろう…。

何かトラブルでもあったのかな…？









――――――――ガチャ



「失礼します！」





オーナー「三船さん、ちょっといいかな？」


「…はい」









なんだろう、何も感じないのに
空気だけが重くて…




息ができない。

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