3話 ページ4
sideA
A『腕から…』
怖いです……
一期｢ですからちゃんと座っていましょう。｣
はぁい…
一期(純粋ですなー。)
A『でも眠いんです…』
岩融｢主よ、眠そうだな！｣
眠いですもん。
A『…あ！岩融ー。ここ座ってください！』
岩融｢？｣
あぐらをかいて座る岩融に乗る。
寝るにはバッチリですね！
A『ｽｩ…』
Noside
岩融｢愛いのう…｣
自分の懐に入り寝始めた小さな審神者を撫でる。
一期｢結局寝てしまいましたか。｣
今剣｢あるじさま〜！｣
岩融｢今剣。主は今眠られたぞ。｣
今剣｢え〜…あそぶ やくそく していたのに…｣
燭台切｢みんな食べ終わったなら片付けるよ。ってあれ？｣
小さな審神者を見つけては
燭台切｢寝ちゃったの？｣
岩融｢昼餉に満足して眠られたぞ。｣
燭台切｢朝ごはんもちゃんと食べて欲しいけど、全部食べたならいっか。｣
白い頬を撫でると
A『むぅ……』
顔を顰めては岩融の懐に潜る。
岩融｢うちの審神者はとても愛い。｣
厚｢大将寝てるのかぁ〜？｣
薬研｢ん？おーい。たーいしょｯ！｣
乱｢えー！ご飯食べ終わったら主さんを可愛くするつもりだったのに！｣
清光｢えー。主〜、起きなよー。俺も主を可愛くしたいー！｣
わらわらと刀剣達が小さな審神者を囲う。
岩融｢ガハハハｯ！主は皆に好かれとる。｣
岩融の笑い声に目を覚ました審神者。
A『…岩融の笑い声びっくりします……』
小さな手で頬を抓る。
岩融｢すまん、すまん。｣
A『ふぁぁ…』
欠伸をすると、
へし切｢主、目が覚めましたか。さあ、先程の続きを致しましょう！｣
眉間にシワを寄せて
A『…やです。』
へし切｢いけません。｣
清光｢そうだよ！主は今から可愛くしてお出かけするんだから！｣
乱｢そうだそうだ！｣
A『初耳です…』
今剣｢あそぶ やくそく しました！｣
厚｢大将！万事屋で面白いもの見つけたんだ！｣
薬研｢一緒にやろうぜ、大将。｣
へし切｢ええい！散れェ!!｣
審神者争奪戦が勃発した。
一期｢主殿は人気ですなー。｣
呑気に蜜柑を食べる。
A『ん。』
小さな手を差し出す。
一期｢まあまあ。主殿の身体は1つしかありません故、順序を決めていきましょう。｣
丁寧に白い筋まで取られた蜜柑を小さな手に乗せる。
A『甘いです〜♪』
因みに午後の予定は長谷部と仕事になった。
A『しんどいです…』
へし切｢仕事ですので。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年11月18日 19時
