新たな危険 ページ18
担当「A先生!!先月発売した本、重版が決まりました!!」
『え、本当ですか!?』
さとみお兄ちゃんと付き合い始めて1ヶ月。
私は担当さんの言葉に、歓喜した。
担当「A先生、絶好調ですね〜!」
『ありがとうございます!』
担当「読者カードでも評判いいんですよー。私も恋心がリアルになって、より面白かったとおもいます!!」
『そ、そうですか?はは…』
まあ恋、しちゃったしね。
なんて言えないけどっ!
担当「それで次のお話なんですけど…」
『はい』
担当「こんな恋の話を書いてもらいたいと…」
『どれどれ…』
担当さんの差し出してきた紙には______
さ「ものすんごく甘い恋?」
『うん』
さ「へぇ」
リビングなう。
お昼ご飯を食べながら、彼氏のさとみお兄ちゃんに相談。
『学園の王子様が、平凡な女子高校生を取り合う、甘−い、プリンセスストーリーなんだって』
さ「ん〜、俺にはよくわかんないけど、Aならできるよ」
『そうだといいんだけど』
あ、そうそう。
私、さとみお兄ちゃんと、同棲始めたんだよね。
だから私もついに東京の女。
やっと実家とおさらばしたってわけ!
『甘い恋か____』
私が今まで書いてきたのは、さわやかな青春ラブコメ。
幼馴染や、同級生との恋が中心。
でも学園の王子様となると…
『ああああ……、わかんないぃぃ』
もう手探り状態。何もわからん。
『てか王子みたいな人なんているわけないよね…』
さ「………。」
『完全に妄想で書くしかないねぇ…』
さ「ふーん」
『え』
お兄ちゃんに手をつかまれた。
さ「俺は?Aの王子になりたいんだけど?ほど遠い?」
『あ…』
そうで、ピンと思い付く。
そうだ!そうだ!
すとぷりのみんなをベースに書こう!!
『さとみお兄ちゃん、ありがとう!』
さ「はっ?」
なんか書ける気がしてきた!
頑張るぞぉぉ!
さ「ど、どうした…?」
______これがまたまた事件の始まり。
黄色とオレンジ色の光が、桃色と交わる______
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シャーペンの芯(プロフ) - みょーんとしてる方さん» 素敵なコメントありがとうございます!!私の物語が少しでもお役に立ててよかったです!これほど嬉しいことはありません。告白、頑張ってください!!夢主と共に私も応援しています! (2021年9月21日 18時) (レス) id: 37f133a8ec (このIDを非表示/違反報告)
みょーんとしてる方 - 私今恋してるんです。その人は同じクラスで私とは天と地の差で、ちょっとためらってたけど(告白するか)この小説を読んで頑張ろう!と思いました!本当にありがとうございます。夢主ちゃんみたいに告白してみます! (2021年9月19日 22時) (レス) id: 04fcd4138c (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - 夢花さん» ありがとうございます!!楽しんでいただけて嬉しいです! (2021年3月10日 19時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 - あっあっあ甘いいいいいい!こういうの大好きです!ありがとうございますぅぅぅぅぅぅ!(スンッ)これから応援させていただきます。 (2021年3月10日 18時) (レス) id: cf87ac2a06 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - 狐さん» コメントありがとうございます!!!楽しんでいただけたようで、幸いでございます……! (2020年8月16日 12時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャーペンの芯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syapennosin/
作成日時:2020年4月7日 17時