『私変人共と部屋に閉じ込められました』【銀.魂】3

【秘部・乳房以外の性感帯を探せ】神威 ページ8

神威が人気だと言うことで！！書かせていただきました！




　起きると既に現れていた看板と隣で眠る一人の兎を交互に見て頭を抱える。まじか。このお題で神威くんか…、起こさないように小さく嘆声を洩らした。



　不幸中の幸いは【秘部・乳房以外】という所。私自身何処がどうなのかなんて分からないけれど、知る限りでは無い。はず。それに何方のかの指示はない。つまりだな、



───神威くんが寝てる間に調べちゃえば勝ちじゃね？




『……』



　そ、と神威くんの瞼に触れる。眼球運動は無い、つまり眠りは深いということ。阿伏兎さんが前に神威くんは一度深く寝ると何をしても起きない。と疲れた顔で言っていた気がする。そう。攻めるなら今…！！手を伸ばした時だった。先程まで寝返りも打たなかった神威くんの手が私の手首をしっかりと掴んでいたのだ。



「…なんのつもり？」



『ッか、神威、くん…！』



　嘘だ。だってちゃんと確認したはず。眼球は動いてなかった…！！まさか、本能で身の危険を感じたというのか…！？()普段の笑顔ではなく目を開いて笑いかけてくる。



「幾らAでも、寝込みを襲うなんて許さないヨ？」



『ひぇっ、ち、違うんですぅ…！お、お題なの…！！』



　起き上がる神威くんに必死に言い訳をする。看板を指さし、ねっ？ね？と助けを懇願する私はすごく愉快だろうよ。そういう部屋なんだよ。



「お題？」



　私の手を掴んだまま、看板をまじまじと見つめてなるほどネ、と納得して私の手を離してくれた。これで流れるように神威くんの体を調べられたらいいんだけどなあ。



「じゃあA服脱いでネ！」



『ですよねッ！！』



　まあわかってましたとも！！この人が快く私に折れてくれるなんて思ってもいなかったけど！！寝込みを狙ったところから察せよ！！なんて頭の中で喚き散らかす私に早くしてヨーと眉を寄せる。



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