『私変人共と部屋に閉じ込められました』【銀魂 】２

＊【擬似性交をしろ】神威 ページ40

四つ葉 様 リクエストありがとうございます😊
　
激甘注意





『神威くん、落ち着いて、話せばわかる』



「往生際悪いヨ」



　狭い部屋の中をぐるぐると走り回る私を涼しい顔で追いかけてくる神威くん。まぁ、夜兎に走りも体力も勝てる訳もなく、すぐに捕まってしまった。



　捕まった勢いでそのまま押し倒され頭をぶつける。息切れも凄いし、お題のせいで冷や汗かくし、頭ぶつけて痛いしで神威くんを睨みつける。



『…痛い』



「Aが逃げるから」



　逃げるに決まってる。【擬似性i交】なんてノリでやっていいものじゃないし、まあ、性i行為をしろなんていわれるよりはマシなんだろうが、だから分かりましたやりましょうなんて行くと思うか？行かないね。



『せ、せめて目を…』



「閉じてたら何も出来ないケド」



『デ、スヨネー』



　神威くんが私の膝を持ち上げて股の間に体を割り込ませ、体が密着する。ご存知の通り私はスカートなのでそれはもうモロなのだ。いや、正確にはモロではないのだが、スカートがめくれて、私が感じる感覚はパンツ一枚なわけで、それは実質モロである。異存は認めない。



『ッんぁ、っ、』



　思わず出てしまった声に慌てて口元を手で覆う。恥ずかしさで死にそうだ。神威くんの顔をちらりと見ると前髪で表情が読めなくなるくらい下を向いていた。嫌な予感がした。



「…これはAも悪いよネ」



『えっ、神威く、っんぅ、』



　噛み付くように唇が重ね、舌がねじ込まれる。生暖かい舌が私の舌を舐るように吸われ、上顎に舌が這わされた。ぞくぞくと背中が反り返りそうになるのを必死に耐えていると、服の中に手が潜り込んでくる。



『んッ、ふ、ぁ、神威くん、まっ』



「やだ」



　唇が離れたと思えば、耳元で低く囁かれ、服の中をもぞもぞと上がってくる手は下着を押し上げるようにやわやわと揉み始めた。擬似なのに、擬似なのに、と頭の中はぐるぐるしていて神威くんの腕を掴んでいるが、大した抵抗にもならない。



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