【介抱しろ】坂田銀時 土方十四郎 ページ34
マッキー 様 リクエストありがとうございます!
際どい系になったかは分かりませんが、作者の友人がコロナになったということで、看病してもらおうと思いました!なるべ、際どくしました!なってないかもです()
「誰をだよ」
そう土方さんが呟く。三人で出てきた看板を眺めて首を傾げる。【介抱しろ】、そう書いてあるが、病人らしき人も、怪我人らしき人も見当たらない。
「おいおい、まさかのお題自体が不成立なんてこたァねぇよな?」
「Aはまだしも、多串くんとずっとこの部屋はきちぃよ」
「それはこっちのセリフだ!ったく、」
『ん〜』
なんだかふわふわする頭に気だるさを感じながら二人の会話に曖昧な相槌を打っていると、私の様子に違和感を感じたのか銀時が近寄ってくるとじっ、と見つめられ首を傾げた。
「…おめぇ、なんか顔赤くねぇ?」
『んぇ?そおかな、』
自身の手を頬に当てて見るが、いまいち分からない。うーん、と唸っているとすぐ近くに布団が出現する。しかし、介抱する対象は現れない。
「A、ちょっとこっち来い」
『うん…?』
土方さんに呼ばれて傍によると前髪をかきあげられおでこがくっつけられた。その行為に驚きながら、揺れる意識にされるがままでいる。
熱ぃな、と離れた土方さん、銀時はマジ?と私の首元に手を当てる。ひんやりとした銀時の手は冷たくて気持ちがいい。何かを察した二人は私を布団の側まで誘導させ、寝ろ、と言った。
『え、私別に熱なんてないよ、?』
「どう見ても調子は良くねぇだろ、目も虚ろだしよ」
つん、と額を人差し指で押されただけで、ぐらりと視界が歪み、尻もちを着きそうになるのを土方さんが支えてくれる。ありがとうございます、と言い終わる前に土方さんは私を抱え、無理やり布団に寝かせた。
キャラじゃないなあ、なんて土方さんを見つめていると辛くねぇか、と聞かれる。益々普段の土方さんと離れすぎていて目を丸くする。風邪なんて日頃の体調管理をしてねぇからだ、とか言って休ませてくれなそうなのに。あ、お題だからか。
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トろさん(プロフ) - ニコさん» わあああほんとですね!誤字ってました…、教えて頂きありがとうございます!! (2022年10月2日 8時) (レス) id: 52ab68bbcb (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 細かくてすいません…新撰組じゃなくて真撰組だと思います… (2022年10月2日 0時) (レス) @page49 id: 3cff96fe75 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 細かくてすいません…新撰組じゃなくて真撰組だと思います… (2022年10月2日 0時) (レス) @page49 id: 3cff96fe75 (このIDを非表示/違反報告)
塩おにぎり(プロフ) - めちゃくちゃ嬉しいです!!😭😭😭主様天使! (2022年8月23日 21時) (レス) id: 75433748f1 (このIDを非表示/違反報告)
トろさん(プロフ) - 塩おにぎりさん» ありがとうございます😭😭近いうちに神威で描かせていただきますねっ!! (2022年8月23日 21時) (レス) id: 52ab68bbcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トろさん | 作成日時:2022年7月24日 18時