第百十一話 ページ12
side花上
私は体育館を出て中庭にあるベンチに座った
…んで
なんでなのよぉっ…！！
私がぁ応援してあげたのにぃ邪魔ってぇ…
なんなのよほんとぉ
私はそう思いながら舌打ちをした
…ん？
あれぇ、あそこにいるのってぇ…
！赤葦先輩とぉ烏野のぉ人だぁ！！
あ、そうだぁ
A先輩のせいで泣いてるってことにしよぉ！
私はベンチを離れ2人とすれ違うであろう道に行き泣いてるふりをしながら歩き始めた
こうしとけばぁ会うはずぅ
葦「…あ、花上さん…って、なんで泣いてるの？」
縁「大丈夫？」
「…うぅ…大、じょっ…ぐすっ…」
縁「…とりあえず、そこのベンチに座ろうか」
葦(…はぁ…)
私は2人についていき、ベンチに座った
葦「…あー…縁下、俺花上さんに飲み物買ってくる」
縁「うん。…花上さん、なにがあったの？」
「っ…じ、実はぁ…A先輩にぃ、酷いこと言われてぇっ…」
私が泣きながらそう言うと縁下先輩は顔を歪めた
縁「…Aって…白鳥沢のもう1人のマネージャーさんだよね？」
「は、はいっ…」
縁「…もしかして、今までずっと酷いこと言われてたの？」
！ここまでぇ考えてくれるのねぇ
「…っ…は、はい…」
縁「…最低だね。じゃあこれからまた言われたりしたら俺に教えて。俺から言うから」
「！？だ、大丈夫ですよぉ…！」
縁「でもちゃんと言わないとまた言われるよ。…大丈夫、殴ってでも止めさせるから」
「うっ…あ、ありがとうございますぅ」
縁「いいんだよ。…あ、赤葦」
葦「…これ、お茶でよかった？」
「はいっ…ありがとうございますぅ」
縁「じゃあ俺たちは練習に戻るから、なにかあったら俺のところに来てね」
「はいっ！ありがとうございますっ！」
先輩たちは体育館がある方に歩いて行った
ふふっ…
面白いくらい騙されてくれたわねぇ
この調子でぇどんどん味方につけていこぉ
てか私ぃお茶嫌いなんだけどぉ…
まあ赤葦先輩がぁ買ってきてくれたからぁいいやぁ
私はそう思いながらお茶を飲んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 447人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なめとこ(プロフ) - (名前)太中大好き人間さん» 花上は救いようのない馬鹿なんですよ…ありがとうございます！頑張ります！ (2020年9月1日 18時) (
レス) id: 9b706a38c3 (このIDを非表示/違反報告)
なめとこ(プロフ) - ε”ε”ε”なーﾁｬﾝは逃亡中さん» 許可します！殺っちゃってください！！ (2020年9月1日 18時) (レス) id: 9b706a38c3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)太中大好き人間(プロフ) - もう花上の思考回路がぶりっ子思考回路逆回転サイコパスから、ぶりっ子自己中女になってきていて大草原超えてジャングルwwこれからも頑張ってください！ (2020年8月30日 14時) (レス) id: 5bc9e3e078 (このIDを非表示/違反報告)
ε”ε”ε”なーﾁｬﾝは逃亡中(プロフ) - 初コメ失礼します。ちょっと一発花上殺っちゃっていいですかね……？(満面の笑み)ｷﾞﾘｨ…大丈夫ですよ！とりあえずはアイアンクローしかしませんので（握力40越え） (2020年8月29日 0時) (レス) id: 099556ce16 (このIDを非表示/違反報告)
なめとこ(プロフ) - さくらもちぃさん» ありがとうございます！最近花上のうざさは世界を救えるんじゃないかってちょっとおもってます(( (2020年8月26日 19時) (レス) id: e148af4d8c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なめとこ | 作成日時：2020年7月25日 23時
