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「………んん」
なんか、体が痛い。ぼんやりする意識の中そんな事を思う
うっすらと目を開けると 暗闇の中、床に倒れていて手首と足に違和感を覚えると何かで縛られていた。
え、どういう事?
ﾊﾞｯと顔を上げて見てみると見覚えのない部屋で、コンクリートで一面覆われている。そうだ、私家で気絶して……
頭がついていかない。これは夢なのだろうか。周りを見渡していると、ｶﾞﾁｬｯと音がして咄嗟に目を瞑った
近づいてくる足音に連れて鼓動が速くなる。ﾋﾟﾀｯと私の前で足を止めた。
「おい、起きろ」
ﾊﾟﾝ!と乾いた音がして思わず目を開くと 目の前には見たことない男。顔とあと数センチというとこに弾丸が床にめり込んでいた。
「ようやく起きたか」
「………ここはどこですか」
体を何とかよじって起こすと、男の背後にもう二人の男。全員見覚えがない。そもそもこんな事になっている理由も分からない。
「お前がポートマフィアのお気に入りって事は分かってんだよ」
「てめぇが大人しく芥川が奪った情報を渡してくれりゃ命は見逃してやる」
「………………」
ポートマフィア?芥川って芥川くんの事なのだろうか。どっちにしろ芥川くんを傷つける気なら私は手を貸す気などない
考え込んで何も言わずにしていると、銃を額に突きつけられる。
「おい、しらばっくれるなよ 分かったんだよこっちは」
威圧的に言い放つとますます銃は額にめり込む。
「情報も何も私は知りませんし、ポートマフィアのお気に入りという認識は間違ってます」
「はぁ!?お前の家に芥川や中原とかいう幹部が入り浸ってんだろうが」
「芥川が俺たち組織の情報を盗んだ。お前があいつに頼んで命と引き換えに情報をこちらに渡せ」
中原って中也の事だろうか。え、中也ってポートマフィアだったの?というか、入り浸るも何も、二人とも一回しか私の家に来ていない
そこを目撃して、勝手にお気に入りと思い込んで、芥川くんが盗んだという情報を奪い返す為に私はここに連れて来られたという訳か
「あの、」
「あぁ?」
「手首のロープ、外してほしい」
私がそう言うと、ﾎﾟｶﾝとした男たち。だが、すぐに目には怒りが宿り ﾊﾞｧﾝ!と顔すれすれに銃を撃った。
「話にならねぇな」
首を乱暴に掴まれると、ｶﾞｯと聞いた事の無い音がしてまた意識を飛ばした
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柚子の香(プロフ) - キリカさん» いえいえ！頑張ってくださいね！ (2018年8月27日 17時) (
レス) id: 174fdb4db8 (このIDを非表示/違反報告)
キリカ(プロフ) - 柚子の香さん» ありがとうございます。ほんとだ"敦"ですね。すみませんありがとうございます! (2018年8月27日 6時) (レス) id: 0facb3a838 (このIDを非表示/違反報告)
キリカ(プロフ) - 唯我独尊丸さん» わぁ ありがとうございます。うれしいです! (2018年8月27日 6時) (レス) id: 0facb3a838 (このIDを非表示/違反報告)
柚子の香(プロフ) - 凄く面白い！ただ、ひとつだけいいですか？漢字が『淳』では無く『敦』だと思います。なんかすみません。この作品大好きです！更新楽しみにしてますね！ (2018年8月27日 0時) (レス) id: 174fdb4db8 (このIDを非表示/違反報告)
唯我独尊丸(プロフ) - 凄く面白かったです！イッキ読みしちゃいました笑更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2018年8月26日 23時) (レス) id: 2689cacca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キリカ
| 作成日時：2018年8月22日 19時
