Visitor ページ17
フロ「なんか今日、マジで変じゃね？
やばいキノコでも食った？」
呆れたようにフロイド先輩はこちらの様子を伺っていた
…ジェイド先輩のふりをしてやり過ごそうかとも思ったけど
貴「(絶対にバレるよね)」
私がジェイド先輩になってしまった理由をもしかしたら知ってるかもしれないし…。
貴「あの、実はですね…」
・
フロ「え〜、マジで？
めちゃくちゃ面白いことになってんじゃん」
意外な事に、先輩は私の話をすんなり信じてくれた
(※きちんと服も着てもらいました)
貴「なにか原因とか知りませんか？」
フロ「さぁ？
今回は、オレなんも知れねぇや。
小エビちゃんこそ、なんか分かんないの？
こうなる前に異変があったりとかさぁ。」
昨夜にあった異変…。
貴「あっ！！
冷蔵庫にクソマズイドリンクが入ってました！！」
あれ嫌がらせで置いてったんですか？
とフロイド先輩に聞くと
フロ「ドリンクってなんのこと？」
どうやら本当に知らないようだ
私は先輩達が帰った後に現れたドリンクについて説明した
フロ「原因、絶対にそれでしょ。」
貴「そうなりますね…」
あれ、そういえば
私がここにいるってことは
ジェイド先輩はどこに？
ｺﾝｺﾝ
部屋のドアをノックする音が聞こえた
アズ「起きてますか？
二人にお客様が来てます。」
フロ「客ぅ？
こんな時間に来るとか非常識過ぎない？」
貴「先輩って非常識って言葉知ってたんですね」
フロ「バカにしてんの？」
貴「ｲｴ、ﾍﾞﾂﾆ」
アズ「もうここまで連れて来てしまったので、中に入れますよ」
アズール先輩はこちらの返事を聞く前に
扉を勝手に開けて
お客様とやらを入れた
ジェ「おはようございます。
Aさん、フロイド。
僕です、ジェイドですよ」
ニコニコ笑って、ジェイドと名乗る者の姿をみて
驚いた
だって
貴「それ私の身体じゃん！」
アズール先輩が連れてきたのは
私の姿をした、ジェイド先輩だった
アズ「びっくりしましたよ。
Aさんが訪ねてきたと寮生から聞いて
会ってみたら、中身はジェイドだったんですから。」
ジェ「さすがアズールです。
僕が言葉を発する前に気づいたんですから。」
あっ、だから
さっき私たちを呼ぶときに
名前ではなく、『二人』と呼んだんだ
ジェ「学校までは、まだ少し時間があります。
少し状況を整理しましょうか。
あ、ちなみに僕は今回に関して無実ですので。」
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詩織(プロフ) - モブサイコ１００さん» ありがとうございます！！まさか注意書きから面白いだなんて言ってもらえるとは思ってなかったので嬉しいです！！ (2020年7月30日 21時) (
レス) id: 96403a5128 (このIDを非表示/違反報告)
モブサイコ１００(プロフ) - 注意書きから面白くて好きです！応援しています！ (2020年7月30日 14時) (レス) id: 6acf3cee05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩織 | 作成日時：2020年6月22日 0時
