とある少女の武勇伝【鬼滅の刃】

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黒「階級は十段階ございます。……」


こんな話されても分かんない系女子！Aでーす！

階級が、なんとかかんとかって話は分かったけど名前なんて覚えてられないでしょ。それにどっちみち私達って1番下でしょ？

だったら「貴方達は1番下です。頑張って下さい。」って言われた方が気が楽だよ？


「刀は？」


白「本日中に玉鋼を選んでいただき、刀ができるまで十から十五日と、なります。」


早っ！刀ってそんな早く出来るの!?まさか…適当!?


白「さらに今からは鎹鴉(カスガイガラス)をつけさせて、いただきます。」


『あっ。肩に乗った！可愛い！』


善「え？鴉？これ雀じゃね？ねぇ、A？」


『雀も可愛いからいいんじゃない？善逸、良かったね！』


善逸は雀かぁ…。鬼殺隊初しゃない？雀なんて。良かったね！


ﾊﾞｼｯ！


ん？あ!!


鴉「ギャアッ!!」


「どうでもいいんだよ！鴉なんて！」


この子！鎹鴉を殴った！普通、初対面で殴る!?こんなことある!?


……いやでもこの子。ちょっとお巫山戯が過ぎてる。白髪の子に手を伸ばし始めたし…。

攻撃心の風が吹いている。

ゴメンよ…。傷跡少年。


『白髪の子！危なぁぁい!!!』



『ドロップキィィック!!』


「ぐはぁ！」


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うーんとね…。まぁ私がドロップキックして、あの子こりたみたい…。やっぱりやり過ぎた？ちょっと気絶してたし…。

それより玉鋼も無事に選び終わって、全部終わって家に帰る途中なんだけど、

善逸が「結婚してぇぇぇ！！」って言って泣くわ、
炭治郎が「駄目だ善逸！Aは美人なんだからきっと約束した人が居るはずだ!!」

とか、勝手に何か話すわけよ。私困るわけよ。

でも代わりに友達できたし良いんだけどね。


『あぁ…。瘋漸(ふうぜん)師匠に会いたい！』

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