とある少女の武勇伝【鬼滅の刃】

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ASide

う〜ん。あれから2年程…。未だに最終選別の許可を瘋漸(ふうぜん)師匠から貰ってない…。

確かに強くして！とは言ったけど…！言ったけど！流石に長い！

こういうのって自分から申し込むの？あぁ。そういうタイプ？


『し、師匠ぉ〜…。』


瘋「？どうしました？」


『私、最終選別に出たいんですけど…。』


瘋「あぁ…。」


お？瘋漸師匠が考え始めた！でもやっぱり条件付きだろうな…。


瘋「良いでしょう。最終選別に出る事を許可します。」


『え？今まで何も触れてなかったのに良いんですか？』


瘋「このような事は自分から申し込むもの。私も20年程前に出ましたが、その心ならきっと貴方は生きて帰れる。」


……。20年？瘋漸師匠そんな年上？どう見ても20〜30代にしか見えないよ。


瘋「私、こう見えても60はいっているんですよ。」


そんなニコニコで言わないでよ!?師匠！


『それは置いといて…。最終選別って事は日輪刀が借りれるんですか？』


瘋「えぇ。特別に良い刀を貸しましょう。」


！今まで日輪刀に触ったのも数回なのに！良い刀を使えるなんて！


瘋「ですがA。」


『はい？』


瘋「良いのか悪いのか…。最終選別は明々後日です。」


『悪いに決まってるじゃないですかぁぁぁぁ！』
　

生きるか死ぬかの戦いまで今日合わせて4日!?少すぎでしょ！


瘋「頑張って下さい。」


『拒否権は？』


瘋「ありません。」


(／。＼)


皆。次の回で私、死んでる。死んでるから。ありがとうございました。


───かれこれ明々後日───


瘋「それでは幸運を。あと貴方、普通よりべっぴんなんだから。変人には容赦なく殴りかかること。」


『最後の最後に物騒ですよ…師匠。』



瘋「何、死ぬ事前提に話しているんですか。」


そう言われてもなぁ…。師匠ぉ〜。


『友達作って帰って来ます。』


はぁ…。私って弱いからなぁ…。

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