呪縛 ページ18
2人の鬼を倒した後、Aは十二鬼月について話した。この2人は目に数が刻まれていないため十二鬼月では無いと言う事も。
その説明が終わると炭治郎とAは珠世の声のする地下室へ場所を移した。
『禰豆子ちゃん!良かった〜。朝日が出る前に避難してたんだねぇ。』
禰豆子は炭治郎とAに抱きついた後、方向を変えて珠世に抱きつき、愈史郎の頭を撫でる。
先程からずっとこの状態らしい。
炭「多分二人のことを家族の誰かだと思っているんです。」
珠「?しかし禰豆子さんのかかっている暗示は人間が家族に見えるものでは?」
炭「でも禰豆子は人間だと判断しています。だから守ろうとした。」
すると珠世の目からは涙が溢れる落ちた。炭治郎はその様子をみて大慌てをしていた。
しかし珠世は「ありがとう」と感謝を口にしている。
それと珠世と愈史郎の二人はどうやらこの土地を去るらしい。そこから珠世から出た提案が、
珠「禰豆子さんは私達がお預かりしましょうか?」
炭「え。」
珠「絶対に安全とは言い切れませんが、戦いの場に連れて行くよりは危険が少ないかと。」
そこでAは愈史郎から出る否定の風を肌が痺れるほど感じていた。
炭「……」
ぎゅっ!
迷っていた炭治郎の手を禰豆子は握る。そこでしっかりと炭治郎を見つめる。
そのおかげで炭治郎も答えを出せたらしい。
炭「俺たちは一緒に行きます。離れ離れにはなりません。もう二度と。」
その答えには珠世も満足そうに、深くは探らなかった。
そして話も一段落した所でAたちが出てこうとした時
愈「炭治郎。」
愈「お前の妹と恋仲は美人だよ。」
『え!炭治郎と私は恋仲じゃないよ!?ゆっしー!勘違いしてるよ!?』
その勘違いで硬直したままの愈史郎に別れの挨拶をして出ていった。
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帰り道が途中まで同じなため二人は並んで歩いていた。
『次は南南東かぁ…。次の鬼も倒せるかな…。』
炭「Aなら大丈夫だ!そ、そ、そそ、それに俺が……」
?「ゴメン!」
『ん?誰だあの人?』
?「君の気持ちはすごく嬉しいけど俺にはAちゃんっていう心に決めた人が居るんだ!!だからゴメン!!」
『あ、あれって…』
炭「あれは…」
『善逸!!??』
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トリップ人生(プロフ) - 百鬼夜行さん» 良き理解者が居て良かったです!更新頑張りますね!私も応援してますので! (2019年9月1日 12時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
百鬼夜行(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!私も1番くじ、あと一歩という所で完売したんです!気持ちよく分かります!お話、これからも応援してます! (2019年9月1日 12時) (レス) id: 1f8d7eef89 (このIDを非表示/違反報告)
トリップ人生(プロフ) - 時透くんと遊びたい☆さん» 瘋漸師匠すごくこだわりました(笑)私も鬼滅の最推しが時透くんなので早く書きたいなぁと思ってます!!感想ありがとうございました!! (2019年8月7日 6時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
時透くんと遊びたい☆ - オリキャラの瘋漸師匠に惹かれました!文章も上手で良かったです!時透君推しなので時透君が出るのを楽しみにしてます!! (2019年8月6日 23時) (レス) id: 48f42011f9 (このIDを非表示/違反報告)
トリップ人生(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» 感想ありがとうございます!体調の事も考えてくださって、本当に感謝でいっぱいです。これからも頑張ります! (2019年8月5日 20時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トリップ人生 | 作成日時:2019年7月21日 21時