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目を覚ました場所は医務室のようだった
ピッピッと規則的な機械音が部屋に響く
腕には点滴の管が繋がれている
腹部に鈍い痛みを感じながらも体を起こす
「大丈夫ですか」
恐らく治療が専門の職員だろう
「出血が酷くて4日も眠ったままだったんですよ。」
『そうなんですか、シャオロン、、狂犬に、愛を。は、?』
正直自分のことより彼のことの方が気になる
「はい、あの後きた職員が収容室に戻したようです。細かい事はわかりませんが、、」
鎮圧されたのだろうか、もしこれでまた人に恐怖心を持ってしまったら、、
私があそこで収容室へ戻せていればこんなことには。
後悔で頭がいっぱいになる
「取り敢えず後一週間は安静にしていてくださいね。」
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一週間はとても長く感じた
早くシャオロンの様子を見に行きたかったがそれも駄目らしい
やることもないのでぬいぐるみでも作る
趣味程度だが割とうまく出来るし楽しい
最近は忙しくて作れていなかったけど、昔は近所の子にあげたりしてたっけ、、、
早く怪我治らないかな、なんて思いながら針を進めた
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狐火(プロフ) - 続編の方も拝見させて頂きました!更新、楽しみにしてますね! (2021年7月30日 14時) (レス) id: a78dc8dbc5 (このIDを非表示/違反報告)
愛実 - 更新楽しみにしてます! (2021年4月3日 13時) (レス) id: e769ed5532 (このIDを非表示/違反報告)
隠(プロフ) - こちらこの作品の続編となっております。→ https://uranai.nosv.org/u.php/novel/kouhakuse1/ 良ければ覗いてみてください (2020年12月19日 23時) (レス) id: 03b97d8407 (このIDを非表示/違反報告)
隠 - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/kakure12/ この作品の続編となっております。ログインできなくなってしまったので別垢にて更新します。よければ見にきてくださいね。 (2020年6月7日 18時) (レス) id: d2e678ea72 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - あ...好きです(唐突な告白)素晴らしい作品ですね...作者様と気が合うかもしれないなぁ... (2020年5月21日 23時) (レス) id: 8d298a3565 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:隠 | 作成日時:2020年1月26日 18時