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指を切り落とすことなく無事にネギを切り終えた俺はもうすでに達成感に包まれていた
でも俺がキッチンに立っているせいでソクジンさんの作業が全然進んでいない
「俺やっぱり手伝うのやめときます…かえって時間かかりそうだし…テーブルでも拭いてきます」
JN「じゃあ次はもっと時間がある時に作ろうか。ちゃんと教えてあげるよ」
次…か。
料理ぐらいなら習ってもバチは当たらないかな？
色々と考えすぎてすぐに返答できない自分はやっぱり面倒くさい
JN「眉間眉間」
「え」
指摘された次の瞬間には眉間をツンツンされて引き伸ばされた
JN「せっかくの可愛い顔が台無しだよ〜」
「…。」
JN「あ、すっごい分かりやすく嫌そうな顔するね。」
なんだかこの場所に馴染んできてる自分がすごく嫌だ。
俺は少し近づいた距離に線引きするように台布巾を持ってキッチンを離れた
黙々とテーブルを拭いていると、キッチンからはトントントンとリズムの良い包丁の音が聞こえてくる
なんか安心する音だな。
心地のいいその音に耳を傾けていると、急に音が止まった。
しばらく音が何も聞こえなくて、パッとソクジンさんの方へ振り向くと、ソクジンさんもこちらを見ていて視線がぶつかった
「どうかしましたか？」
JN「あ、いや。昨日何でユンギと寝てたのかなーって思って」
「あ。」
JN「へ？」
「そう言えば昨日停電してたんですよ、このマンション。」
JN「え、そうだったの？普通に電気使えてるけど」
「復旧したんですね。ユンギさん、俺が暗いとこダメなの覚えてたみたいで様子見に来て…
それで話してるうちに俺の方が先に寝ちゃって…その後はよく覚えてないんです」
そう言うとソクジンさんは「そういう事か〜」なんて納得したように頷いてまた料理を再開した
何故かしっかり説明したけれど、そんな事を聞いて一体どうするのか。
もともと人の言葉の裏を深読みしてしまう面倒くさい性格だから不安になることが多い
もしかして気に障るようなことをしてしまったんだろうか？
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夜子(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます(;;) (2020年1月31日 8時) (
レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - fumakenloveさん» ありがとうございます(;;)更新遅くなり申し訳ありません。もう少々お待ちくださいませ(><) (2020年1月31日 8時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
うらん(プロフ) - 更新楽しみに待っています。 (2020年1月25日 12時) (レス) id: 13b2fb3d4c (このIDを非表示/違反報告)
fumakenlove(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！忙しいとは思いますが頑張ってください！応援してます！ (2020年1月21日 13時) (レス) id: 239b70ca1d (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - ぽこにゃんさん» ありがとうございます(;;) 更新しましたらまた遊びに来てくださいませ^^ (2019年11月19日 0時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜子 | 作成日時：2019年9月2日 10時
