59.−JN side− ページ11
ご飯担当の長男の朝は早い
最近は目覚ましをかけなくても同じ時間に起きるようになった
まだ完全に開ききらない目を擦りながらむくりとベッドから起き上がり、ふと隣に目を移した。
するとそこには昨日の夜は居なかったはずの姿が
「A…？」
なんでユンギのベッドで寝てるんだろ
というかそれよりもユンギの腕がAの腰に回ってる方が気になる…
何だかモヤモヤとした感情が押し寄せてきて、ほとんど無意識にユンギの手を払い除けていた
どかされた反動で寝返りを打つユンギ
YG「ん…」
やば、起きる？
一瞬ドキリとしたけど、どうやら目を覚ます気配はなさそうだ。
あっぶね
よかった…起きなくて…
「……何やってんだ俺」
そうボソッと呟いて自分の行動の幼さに呆れ返っていると、今度はその呟きに反応してAがモゾモゾと動き出した
それから閉じていた瞼がうっすらと開く。
A「ソ…ジン…さん？」
「ごめん、起こしちゃったね。」
A「あ、いえ…これから仕事ですか？」
「ううん、今日は午後から。今から朝ごはん作ろうと思って」
A「朝ごはん…」
「お腹空いた？」
そう聞くと、Aはまだ眠そうな顔つきでコクリと小さく頷いた
「まだ寝ててもいいよ。ご飯出来たら起こしに来ようか？」
A「いえ、俺ももう起きます。」
隣で寝るユンギを起こさないように気を使ってか、かなりのスローペースでベッドから這い出るA
「おはよ」
朝の挨拶をして、Aの頭を撫でた
明らかに「もう勘弁してくれ〜」的な顔されたけど、なんかA見てるとつい頭撫でたくなっちゃうんだよな〜
そんな事を考えながらもう一度頭をくしゃっと撫でてから部屋を出ると、Aは俺の3歩ほど後ろを歩いてついてきた
かわいいな
なんだろうね、このユンギから奪い取ったみたいな変な優越感は。
爽やかな朝には似合わないドロドロとした感情が沸き上がってきて、それを払拭する為に頭をふるふると振った
おかしいな
確か俺って女の子が好きなはずだったんだけど
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夜子(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます(;;) (2020年1月31日 8時) (
レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - fumakenloveさん» ありがとうございます(;;)更新遅くなり申し訳ありません。もう少々お待ちくださいませ(><) (2020年1月31日 8時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
うらん(プロフ) - 更新楽しみに待っています。 (2020年1月25日 12時) (レス) id: 13b2fb3d4c (このIDを非表示/違反報告)
fumakenlove(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！忙しいとは思いますが頑張ってください！応援してます！ (2020年1月21日 13時) (レス) id: 239b70ca1d (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - ぽこにゃんさん» ありがとうございます(;;) 更新しましたらまた遊びに来てくださいませ^^ (2019年11月19日 0時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜子 | 作成日時：2019年9月2日 10時
