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「うおっ…暗!?」
ミーティング終了後隊室に戻ると、真っ暗だった。誰もいないのかと一瞬思ったが、奥の方でぼうっと光るテレビ。
「フフフ…」
何事かと電気を点けると、白目を剥いている小荒井にその隣で引きつり笑いを浮かべる奥寺。
そしてさらにその向かいのソファで足を組んで無表情に飲み物を啜っている管と不気味な笑みを浮かべテレビに見入っている人見。
「…新手の事件現場だな。なにをやっているんだ。」
言わずともがな、ホラー映画鑑賞だということはわかっているのだが、俺が聞きたいのはなぜ管がいるのかということだ。まあ今更珍しい光景ではなくなったのだが。
『…ああ、東さん。お疲れ様です。』
「あ、あ、東さん…お、お疲れ様です…。」
小荒井はもはや声も出ない様子だ。
「東さん、鑑賞中は電気厳禁ですよ!!」
「お、おう。悪い。」
その気迫に押されて電気を消すと、人見は再度不気味に笑いだす。
「で、お前もなにをやっているんだ。管。」
『…なにって…映画鑑賞ですが。』
合っているが違う。そういうことじゃない。
「…何かあったんだろう?なんでも聞くから、話してみろ。」
大音量のテレビが雰囲気をぶち壊しているが、管は俺の顔をじっと見た後、ソファに一人分のスペースを空ける。どうやら座れということらしい。
『とりあえず見終わってからで。』
「……ハイハイ。」
管は終始無表情だったが、引きつり笑いを浮かべていた奥寺は小荒井と同じく白目を剥いていた。人見は管と感想を言い合っている。
「いやあやっぱりこのシリーズ面白いですよね。」
『前作の方が面白かったな。』
こんな風に話ができる友人ができたようで、俺としては嬉しい限りだな。しかし、まあ。今日は珍しく気が立っているのではなく、どちらかというと、
落ち込んでいる。の方が正しいか?
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迅さんラブ - 続編カモーン (2019年4月8日 23時) (レス) id: 19c16fa711 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 続編来てー!! (2018年12月24日 15時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
り - 続編みたいです。 (2018年6月25日 18時) (レス) id: 68deff2841 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - みぃちゃん,mさん» 返信遅くなりました。本編は大した絡みもなくグダグダしてしまったので、短編の初っ端は出水で行きます。ある程度書いたら公開いたしますので、気楽にお待ちください。ありがとうございます! (2018年4月18日 7時) (レス) id: ec5508f4a5 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - すずさん» 返信遅くなりました。ありがとうございます!無事完結いたしました。短編作成中ですので、そちらでは出水との絡みなどなど…書いていきますのでよろしくお願いします! (2018年4月18日 7時) (レス) id: ec5508f4a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:四季 | 作成日時:2018年2月17日 18時