にわか、トリップしてから2年経ったってよ【文スト】

・人生万事塞翁が虎＿9匹 ページ10

如何も、Aです。


現在。俺は敦君と国木田さん、そして太宰さんと共にある茶屋？って言うんですかね…。
そこでご飯を食べる事になりました。


席順は、通路側の椅子に俺と敦君。向かいに国木田さんと太宰さん…という順番です。



〈いらっしゃいませ。4名様ですね。此方へどうぞ。〉



店員さんに案内され、4人がちょうど座れる席に腰掛けた。
敦君以外はサービスのお冷だけ飲んで。空腹の敦君は……



敦「ングッ…むぐうぐむぐぐん…」



お茶漬けを貪る様に食べています。どんどん空となった茶碗が積み上がっていく。

うわぁ…既にもう10杯程食べている。喉詰まらせないかな……



1人は空の茶碗を積み上げながら茶漬けを食べ、残りはお冷という異様な空気。




国「…まったく太宰！貴様と云うやつは、依頼を放棄し”良い川だね”とか云いながらいきなり飛び込む奴があるか！」




それを破ったのは国木田さん……の、太宰さんに向けての説教だった。





国「お陰で見ろ、予定が大幅に乱れてしまった。」

トントンと国木田さんは手に持っている”理想”と表紙に書かれた手帳を指差した。






『本当に国木田さんは予定が乱れちゃうと怒りっぽくなりますよね…もうそれ〈手帳〉ってより〈予定表〉じゃないですk(バンッ…ﾋｮｯ』



云い終わる前に、大きな音を立てながら目の前のテーブルに置かれた…いや、叩き置かれた手帳。
すんごい国木田さんからの視線が突き刺さる…。




国「コレは予定表ではない！！理想だ！我が人生の道標だ。そしてコレには”仕事の相方が自○嗜癖”と云う事や、”後輩が太宰に似て来る”とは書いていない！！」

『え、ちょ、国木田さん！太宰さんに似て来てるなんて嫌です！取り消して下さいよ！』

太「A君ちょっとそれ傷付いちゃった。」



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久しぶりに『ﾋｮｯ』っていう言葉入れました笑

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