検索窓
今日:25 hit、昨日:11 hit、合計:88,227 hit

94.聞いて欲しいのに ページ44

稽古が終わり、おば様の元に行く


おば様「なんですか、そんな汗だくで」



はるな「すみません、失礼します。


単刀直入に聞きます。おば様は何故私から全てを奪うのですか?」




おば様「何を勘違いしているのです、与えているではありませんか」



はるな「いいえ、こんなもの望んでいま「部屋に戻りなさい。」おば様!話を聞いてください!」



おば様「あなたと話すことなどありません。真面目に稽古していいると聞いていたから少し聞く耳を持ったものの、全くあなたは…嘆いても変わらないことに気づきなさい。


今後、私が呼ばない限りこの部屋に入ることを禁じます。破ったらもちろん…わかっていますね?」




私の未来が黒く染まっていく




はるな「…はい」





私は生まれて初めてこう思った




どうしてこんな家に生まれてきたのだろう





私も、死にたい




もう二度と仲間に会うことが出来ないなら、お兄ちゃん達と同じところに行きたい




それから私はろくに食事も喉を通さず、稽古に励んだ




強くなって、強い呪霊と戦いながら死ねたらいいや




明日なんか来なければいいのに





布団に入りながらそう思う





このまま眠りについたまま起きませんように





毎晩こんなことを思いながら眠るようにもなってしまった





しかし今日の夜はいつもと違った

95.久しぶり→←93..脅し



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:toramaru08 | 作成日時:2022年1月3日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。