49.私の出番 ページ49
真人(どういうことだ?魂の形ごと叩かれた、っそうか!虎杖悠仁は器!常に肉体の中に自分以外の魂がある状態、だから自然に知覚してるのか!!魂の輪郭を!!
なら、今でてきたあの女は誰だ?いつから居た?!
…何故俺の体に触れることができる!)
はるな「何戦いの最中に考え事してんの?死にたい?」
真人「!!(早いっ)ブヘッ」
続けて悠二が攻撃し、舞台は外へ移る
真人(あの女は得体がしれない。まずは宿儺の器からだ!)
何故か真人は私ではなく、悠二に攻撃を仕掛け、悠二は手に怪我をおってしまった
はるな「悠二!大丈夫?!」
悠二はそんな私の呼び掛けには答えず、無言で真人への攻撃を続けたので、わたしも悠二のサポートを徹底した
しかしやはり特級、強い
でもまだ領域展開をしてこないということは、取得してないのか、呪霊になってからそこまで経ってる訳じゃないってこと?
行けるかも
はるな「呪魂消化!!」
悠二の横取りしちゃって悪いけど、それでも私は先生から悠二の大事な命を守るように託されている
真人「(!!!なんだ、これ、俺の魂が、消えていく、?!宿儺の器の仕業じゃない…これはあの女の術式、、!成程、魂を消す術式なのか、だからさっきも魂の輪郭を無意識に知覚して俺に攻撃出来たのか)
ぐっ、アアアァ、!やめろっ、!!やめろおおおお!!」
はるな「はぁ、はぁ、、はぁ、」
悠二「はるな、大丈夫か?!、無理すんなよ」
やっぱ普通の呪霊とは訳が違う
呪力の激しい消耗に思わず片膝を着く
1発で祓いきれるかな、、、でも、今諦めたら、次は私まで攻撃対象に入るだろうからチャンスはない
っ、視界がどんどん霞んでいく
悠二「はるな!1回やめろ!!」
私の術式は、対象が10m以内にいて、直接目視出来ないと発動しない
それを知ってか否か、悠二は私の前に立ちはだかった
それによって自然と術は解かれた
はるな「はぁ、はぁ、はぁ、、」
目の前の悠二に向かって体が倒れる
悠二「ありがとう、はるな、おかげで今あいつだいぶ弱ってる、あとは俺に任せろ」
そう言って私を床に寝かせ、悠二は再び真人へ向かった
真人は弱まってなんかいない、だってあいつは魂の形を変えることができる、それは自分も含めて
とっくに魂の再生をしてるはず
悠二はきっと分かってる
それでもその優しい嘘が私を少し安心させた
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作者名:toramaru08 | 作成日時:2021年12月29日 15時