20.宿儺 ページ20
私を守るように立ちはだかり、襲ってくる波動を防ぐように手を前に出す虎杖くん
なにをしてるの、私は。
はるな「や、やめて、虎杖くん、ゆ、指が飛んでっ、虎杖くん!!!!!」
目の前で、虎杖くんの指がどんどん飛んでいく
悠二「あああああ!!!」
虎杖くんが吹き飛ばされ、後ろにいる私も巻き込まれたが、壁に衝突するー!と思った瞬間に、虎杖くんが私を前にしてくれた
はるな「ちょっと虎杖くん!大怪我なのに、庇わないでよ!死ぬ覚悟出来てるって言ったでしょ?!」
悠二「自惚れてた、、」
はるな「え?」
悠二「俺は強いと思ってた。死に時を選べる位には強いと思ってたんだ。
でも違った
俺は、弱い。
あ"ーーーーーー!死にたくねぇ!嫌だ!嫌だぁ!!
…でも、死ぬんだ、、」
え、まってなになに、もしかして今、情緒不安定?!
声をかけようとしたところ、何故か虎杖くんが拳をかまえ、特級に向かっていった
はるな「え、ほんと、どういう情緒?!」
虎杖くんの拳が受け止められてしまった
その時
「アオオオオオン!!!」
遠吠えが聞こえた
はるな「伏黒くんの玉犬だ!!」
しかし、同時におぞましい気配を感じた
はるな「ひいっ、な、、なにこの感じ、、ま、、まさか」
虎杖くんの言ってた宿儺…?!
宿儺「つくづく忌ま忌ましいしい小僧だ」
そういうと、宿儺さんは私に目もくれず、特級に近づき、肩を2回叩きこういった
「少し待て、今考えてる」
そして私は気がついた
あれ、まさかとは思うけどこれ、私に気づいてない?!
ええ、そんなラッキーな事ある?!
それじゃあ私は宿儺さんが特級を祓った後に安全にここを出られる!よっしゃ!それで決まり!
こうして私は大人しく観戦することにした
宿儺「おい、ガキ共を殺しに行くぞ、着いてこい」
おおおすごい、あの特級相手に指図してる!
でも特級は、宿儺さんに抗おうとしている
これはつまり、、
特級VS宿儺さん
ってこと?!
おおお!激アツ(?)
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作者名:toramaru08 | 作成日時:2021年12月29日 15時