28話 ページ30
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次に起きたのはお昼過ぎ
いつもなら昼食の時間
「 あ、起きた!あの、ぼくの熱移しちゃいましたか? 」
『 朝から熱っぽかったし瑠衣くんのせいじゃないよ 』
しょぼん とした顔をするから頭をポンポンと撫でてあげる。
それでも腑に落ちなさそうな顔で私の指をきゅっと握る。
『 そーだ。お昼食べよ。瑠衣くんまだでしょ? 』
うんと頷いて先生を呼び出す。
今日はゼリーにプラスされてアイスもあるらしい。
いつもより多めに渡された錠剤の袋
解熱剤等も含まれているのだろう。
「 せんぱいと半分こ!お口開けてください! 」
スプーンにアイスを乗っけて食べさせてくれるらしい
そこまでしなくてもいいのに なんて思いながらもパクッとアイスを口に入れる。
甘い、バニラアイス
ひんやりしてて今の季節にはバッチリだ。
「 美味しいですか? 」
『 うん!美味しいよ 』
えへへって笑う時の顔が可愛くてこれはクセになりそう。
自分の分を別のスプーンで掬って口に入れると幸せそうに口を綻ばせる。
「 せんぱい、ぼく先輩からのあーん欲しいです 」
突然オネダリしてくるところも
クセになるポイントですね。
可愛いからってどうしても許してしまう。
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さざんか(プロフ) - 私の予想の斜め上をいきました…笑まさか信号機組とは!!今作品も素敵です…!! (2020年3月28日 2時) (レス) id: dfb928314c (このIDを非表示/違反報告)
おお - これ以上よんだら尊すぎて死ぬ (2020年3月27日 21時) (レス) id: 6b04e95e5a (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ☆(プロフ) - やばぁぁぁぁぁぁぁい!!!るぅとくんが身体弱い設定!ありがとうございます!待ってました!(何様)頑張ってください! (2020年3月27日 19時) (レス) id: c11488bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白兎 | 作成日時:2020年3月27日 19時