22話 ページ24
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赤く染った顔がなんとか平常運転に戻った頃
リビングの扉が開いた。
「 ただいまぁ。…?? 」
びちょびちょの髪の毛をタオルで拭きながら入ってきた。
お父さんのTシャツだから少しダボダボで肩の部分がズレている。
色々意識しちゃってるからなの…?
こんなにドキドキするのは。
「 え、なに?なんで固まってんの 」
『 な、なんでもない。ほんとになんでもない!まじでなんでもない! 』
顔を隠して暴れ散らかす。
昔から顔は良かったしイケメンだとは思ってたけどこんなにカッコよく見えるの…。
なんなの、この感情。
『 あ、どこで寝る…? 』
「 え、Aのベット 」
は?
こいつなんて言った?
『 どういうこと? 』
「 Aと一緒に寝るつもりだったんだけど 」
こいつなんなの…??
幼馴染だから気にしないって?
私達、高校生の思春期真っ只中の異性だよ??
「 うっし、行こ 」
手首をグイッと掴まれ私の部屋に直行した。
なんだろ、論って
こんなにカッコよかったっけ?
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さざんか(プロフ) - 私の予想の斜め上をいきました…笑まさか信号機組とは!!今作品も素敵です…!! (2020年3月28日 2時) (レス) id: dfb928314c (このIDを非表示/違反報告)
おお - これ以上よんだら尊すぎて死ぬ (2020年3月27日 21時) (レス) id: 6b04e95e5a (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ☆(プロフ) - やばぁぁぁぁぁぁぁい!!!るぅとくんが身体弱い設定!ありがとうございます!待ってました!(何様)頑張ってください! (2020年3月27日 19時) (レス) id: c11488bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白兎 | 作成日時:2020年3月27日 19時