推しくんと付き合っちゃった話 【 ころん 】

219推しくん ページ21

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S side


あれから数日 ころんはもぬけの殻状態

早く仲直りしてもらわないと活動に支障が出かねない
無理矢理にでも仲直りさせてやることにした。


『 はーい、あれ？さとみくん？ 』

「 あれ、ころんいない？遊びに来たんだけど 」

俺一人じゃ心細いのでジェルとなーくんにも付いて来てもらった。

彼女から話を聞き出すのは莉犬とかるぅとの方が向いてる気がするけどうちのなーくんだって話聞くのは得意ですよ。ってことで


『 るぅとくん達と遊びに行っちゃったと思います。ごめんなさい 』

「 あー、Aちゃんお昼まだ？ 」

『 ？？まだですけど… 』

昼ごはん作るよってキッチンを貸してもらうことにした。

申し訳なさそうにしてたけど数日ろくなもの食べてなさそうだしまずは元気になってもらわねぇとな。


「 うぇえ、Aちゃん以外にゲーム上手くね？ 」

『 そんなことないですよっ、…わわ！！ 』

ジェルはころんの持ってるゲームソフトから勝手に面白そうなのをプレイしていた。

上手なのは日頃からころんのプレイとか見てるからなんだろうなあ。


「 なーくん、皿運びお願い 」

「 おお、うまそ 」

栄養失調で倒れられても困るからタンパク質と野菜多めのもにした。
ここ数日まともなもん食ってなさそうだし。


「 無理だったら残してくれていいから 」

『 た、食べます…！ここ最近コンビニのおにぎりだけで生活してたから 』

そりゃ痩せこけますわ。


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