続き２ ページ23
『…先客ってたしぎちゃんのことだったんだね。』
「っ！」
明らかに動揺してる彼に心が痛んだ
「チッ…聞いてたのかよ…」
『っ…スモーカーも意地が悪いよね。そうならそうと言ってくれればよかったのに…』
「は？」
そうやってとぼけるとか本当酷いなぁ…
『最近私とたしぎちゃんを比べてくるのもそういうことだったんだね…そんなに彼女のことが好きなら、とっとと私と別れれば良いのにっ…』
「は？お前何言って…っ！」
私の目には涙が溜まっていて今にも溢れ落ちそうだった
『私、青キジ大将に頼んで隊変えてもらうね。邪魔だもんね、私なん、かっ…』
涙が溢れ落ちる前に部屋を出なきゃ
そう思い、取っ手に手を差し伸べたその時
「っおい！」グイッ！
左肩を思い切り掴まれ、勢いよく引っ張られた
ちょうど彼の正面に立つ形になった私は、溢れてくる涙なんか気にせずに彼を見た
「お前本当にどうしちまったんだよ。俺に言いたいことがあんなら はっきり言えよ！」
『それはこっちの台詞だよ…わざわざ私に隠れてコソコソ会わなくても、私に一言別れてくれって言えばすむことじゃん…！』
「だからなんで俺がお前と別れなきゃなんねーんだよ！」
そんなこと、わざわざ私に言わせる気！？
『スモーカーがたしぎちゃんのこと好きだからでしょ！』
「んなわけねーだろうが！馬鹿か！」
『馬鹿はそっちでしょ！私にバレたら面倒だとか、いっつもたしぎちゃんたしぎちゃんて、私の気持ちも知らないでそんなこと言わないでよ！』
「あぁー！めんどくせぇ！！」
そう言うと彼は自分の髪をかき乱して、机の引き出しから何かを取り出した
「ほらよ！」
そう言って封筒を私に投げつけてきた
投げつけんな！と思いながら封筒の中身を見ると、ある有名な遊園地のチケットだった
しかも二枚
私は訳が分からず、ジッとチケットを見ていた
「そこ、お前が前に行きたいって言ってた所だろ。」
『え…？あ、あぁ…そうだけど…』
確かにそんなこと言ったかもしれないけど、それとさっきのことに何の関係が？
「はぁ…お前もうすぐ誕生日だって忘れてんだろ。」
『え？誕生日…？……あ。』
そういえば私そろそろ誕生日じゃん
完全に忘れていた
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Mystic(プロフ) - 鈴之宮さん» いえいえ、とんでもないです。リクエストの件、ありがとうございます！作者様のスピードで良いのでこれからも宜しくおねがいします！ (2019年10月18日 22時) (
レス) id: 45efa41e06 (このIDを非表示/違反報告)
鈴之宮(プロフ) - Mysticさん» お気遣いありがとうございます！リクエスト全然大丈夫ですよ！再開後に書き上げる形になってしまうだけですので、遅くはなりますが、ちゃんと書かせていただきますので！私が書き上げるのが遅くて申し訳ないです… (2019年10月18日 21時) (レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
Mystic(プロフ) - お疲れ様です、何時も楽しく読まさせて頂いてます！失礼ですが、リクエストでホーキンスをお頼みしたいです。何時リクエストOKになるのか分からなかったのですが、まだ受け付けていないのであれば申し訳ありません。更新の方も頑張ってくださいね！ (2019年10月18日 19時) (レス) id: 45efa41e06 (このIDを非表示/違反報告)
鈴之宮(プロフ) - ヴェールヌイさん» いつもありがとうございます。かしこまりました。こちらの方はリクエスト再開後に書かせていただきます (2019年10月17日 15時) (レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
ヴェールヌイ - いつも読ませていただいています！リクエスト何ですが、「イゾウ、マルコ、シャンクス、ベックマンで取り合い」を書いてほしいです！出来ればで良いので．．．．．よろしくお願い致します。 (2019年10月17日 13時) (レス) id: 2450a0879a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴之宮 | 作成日時：2019年5月8日 8時
