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猪「………はぁ、」
橋「何ー？そんなに織山くんが心配？」
優「アイツらが失敗する訳ないし、大丈夫でしょ」
生徒会の中でもエリート3人組だもんねー、と呑気にコーラを飲み干す優斗。
確かに、瑞稀、A、作間の3人組は、生徒会が誇るSクラスの特待生だった。
A組の猪狩でも、本気を出せばSに行けないことはないが、毎回テストで5位以内というのは難しいだろう。
あの3人は、そのくらい優れているのだ。
猪「いや…そりゃ織山も織山で心配だけど、」
橋「けど？」
猪「元はと言えばコレは俺が拾ってきたことな訳でさ…Aを巻き込んでこんなことさせていいのかなって」
先程まで、無線機越しに小鳥遊とAの会話を聞いていた猪狩。
女子高生らしからぬ言葉ばかり発して若い女性に手を出すクソジジイに接触させてしまったことを後悔していた。
優「んー、まぁAだし」
猪「ああ見えてナイーブなんだよAは」
橋「ついに猪狩にまで兄貴面されるようになったか」
初等部の頃から10年Aを見ている橋本はケラケラと笑う。
一方猪狩も猪狩で、中等部の頃から共に生徒会として活動してきた仲間だった。
Aと過ごしてきた時間は3年程度だが、2人の絆というものがない訳ではないのだ。
そうなればもちろん紅一点であるAのことは心配になる。
A『そーやさん、余計な心配しないでもらえます？』
猪「ぅえっ、聞いてたのかよ！？」
瑞『無線、切るの忘れてるぞ』
作『ていうか優斗は心配しなさすぎ』
優「いや、全くしてねぇ訳じゃねぇから！」
A『もー…何年の付き合いよ私達。そんなヤワじゃないってば』
猪「そういうのって普通は心配してくれてありがとうじゃねぇのかよ」
A『ないわね』
そこらの16歳よりよっぽど大人びていて逞しいA。
幼少期とは全く違うその姿に、瑞稀と橋本は親のような顔で微笑んだ。
猪「とりあえず早く戻ってきてもらっていいすか」
橋「あ、話逸らした」
猪「はしもっちゃんうるさい！」
瑞『ふは、帰ろうぜ』
A『そうね』
作『推定あと30分でごさいます！』
優「まーじ作ちゃん意味分かんねぇんだけど」
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まれぴゅま(プロフ) - るーさん» 3 4 6はそちらの作品を引用させて頂いてます！ (2020年4月26日 22時) (
レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - コメント失礼します。このお話に出てくるトリックってナゾトキ姫は名探偵のやつですかね！？まさか好きな漫画のトリックがこのメンバーで繰り出されると思わなくってすごく嬉しかったです！他のトラブルもすごく面白くってワクワクしてました。これからも応援してます！ (2020年4月26日 16時) (レス) id: 88a8186e1a (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - aiさん» わ、嬉しい！！ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月14日 1時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます…！まれぴゅまさんの書くお話大好きです！これからも頑張ってください！！ (2019年12月17日 22時) (レス) id: ceec3d79fd (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます~~~(^^)これからもよろしくお願いします！ (2019年12月2日 7時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2019年11月14日 22時
