13話 ページ15
・
…なんかお隣からの視線が気になるのですが…
今はSHRの最中。
先生「連絡事項は以上だ。みんなから何かあるか?」
先生「ないな、じゃあこれで終わる。日直〜」
「気をつけ、礼」
『うわぁ〜疲れたぁ…次なんだっけ〜?』
七海「うーんとぉ…なんだっけ〜?」
「…」
!凛くん…めっちゃ目線で訴えて来るんだけど〜泣
『あ〜思い出した。理科だ、理科。理科室行こ〜』
春華「行こいこ〜七海ん〜行くよ〜?」
七海「うん〜あれ?Aは行かないの?」
『あ〜ちょっとね!先行ってて〜』
少し凛くんと話したかったからね。
凛くんがまだ椅子に座っているのでその前に立つ。
「…何だ。」
『えっと…りっ凛くん、さっきはごめん…急に怒って…』
「……俺も…流石に姫野と言い合いすぎた。」
『うん…でも、私も怒りすぎた…。』
「…ん……一緒に行くか、教室…」
『!うんっ!行こう…!』
そう言って席を立ち、教室へ一緒に向かう。
「…理科…めんどくせぇ…」
『あはは〜…分かるよ〜』
私も凛くんも勉強は苦手だ。
ただ、凛くんは英語ができるのでそれだけでもすごいと思う…私は全く出来ないから、凛くんに教えて貰いたいぃ…
理科室に着き、班ごとに分かれる。
まさかの…私と七海ちゃんと春華と凛くん、全員一緒の班なのだ。プラスに二人男子が居る。
「あ、Aと…糸師?珍しいな」
『あ〜そう?』
まぁ、七海ちゃんと春華以外には話そうとは思っていないので話を合わす
『まぁ、席隣だし!』
「…ん。」
凛くんも察してくれたみたいで良かった。
少しして理科の先生がきて授業が始まる
授業終わり…
七海「終わったぁ〜特に理科の班授業って楽しいよねぇ〜」
春華「分かる〜、特にこの班って顔見知りが多い気がする笑」
そういう会話をしながら教室に戻る。
次は保体なのでジャージに着替える。正直、面倒くさいが体育は楽しいのでいいやと思う。
…凛くんのジャージ姿も見れるし〜…
更衣室を出て同じタイミングで凛くんが出てきた。
『あ、凛くん。』
「あ?…Aか。…やっぱジャージもいいな」
変態凛くん。変態発言は学校では辞めてくれ〜!
『りっ凛くん、あまりそういう発言は控えて!』
「…チッ…」
『一緒に行く?』
「…はっ、お前と?」
『じゃあ行かないんだね。』
「…行く…」
凛くんを置いてこうとするとしょげます。うん。可愛いね。
・

8人がお気に入り

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菜の丸 | 作成日時:2025年1月9日 1時