遠くの街としあわせと‥１(ＪUMPｘＪＵＭＰ) 街シリーズ(１) (ページ7)

今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:547,454 hit

＝いらっしゃい・６＝ページ7

「雄也さん・・ちょっと、来て・・？」

「ん？・・何。」と言いながら

俺は、スタッフルームに入って

そっとパタンとドアを閉めた＿＿＿。

入り口横の壁に寄り掛かっている慧に

壁に手を置いて囁く。

「どーした・・慧。」

慧はうっとりとした瞳で俺を見つめ

「ちょっとだけ・・。」

甘く囁いて、俺の首に腕を絡めて

口の近くで甘くねだる。

「雄也さぁん・・キスちょうだい？
　ちょっとで・・いいから・・。」

「ふふ・・。
　ホントに・・ちょっとでいいのか？」

そう言って、

軽くチュッと音をさせて唇を離すと

「んっ。」

ぷるりとした唇を甘く拗ねた様に尖らせ

「・・だめぇ・・。
　えっちなの・・ちょっとちょーだい・・」

「ああ、いいよ。慧＿＿＿＿。」

慧の唇に勢いよく口を押し当てて

舌を大胆に滑らせる。

「んっ・・んんっ・・んっ・・ゃっんぅ」

クチュリと唇を離すと

俺の首を強く引き寄せて

「・・もっとぉ・・雄也さぁ・ん・・。」

「ふふっ。ちょっとじゃなかったの？
　慧＿＿＿＿＿。」

そっとゆっくりと強く抱き締めて

背中を柔らかく撫でながら

甘い唇を塞ぐ。

「んぅ・・んはっ・・ぁんぅ・・んっ」

クチュッと愛しい音をさせて

俺達は求め合う。

離れ難い様に唇を離して

「んっ・・ゆう・やさ・ん・・」

蕩けた慧の瞳を見つめて、頬を撫でながら

「けーい。続きは・・また夜しよう？
　な？・・慧。」

慧は小さくコクリと頷いて

俺をギューっと抱き締めながら

「・・今、とっても・・しあわせ。
　おれ、仕事辞めてよかったぁ・・。
　侑李と・・宿題したり、お買い物行ったり
　一緒に居れて・・。こーして雄也さんとの
　時間も増えて・・今、とってもしあわせ。
　ふふ・・しあわせだよ、雄也さん。」

「慧・・。侑李も慧も
　もっともっと、しあわせにしてやるから
　ずっと、２人が笑顔で居られる様に。」

「うん・・雄也さん。好き・・。」

俺は、慧の瞳に・・キスを置いた＿＿＿＿＿＿＿＿。