遠くの街としあわせと‥１(ＪUMPｘＪＵＭＰ) 街シリーズ(１) (ページ44)

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＝今日も・３＝ページ44

「あ、えっと・・・。
　和風ハンバーグと照り焼きハンバーグと
　ライスか２つ・・あと、エビグラタンと
　スープとサラダセット３つでっ！！」

圭人は、スラスラと注文票に書いて

「かしこまりましたっ。
　和風ハンバーグ、照り焼きハンバーグと
　ライス２つ、エビグラタンに＿＿＿＿
　スープサラダセット、３つですね。
　ふふ、少々お待ちくださいね。」

っと、またスマイルを置いて去って行く。

中島家・・「「「ほぉぉ～～～ぅ。」」」

って感心しちゃう・・。

レストランのホールを、テキパキを動く

宏太さんっと・・ソックリだなぁ・・

圭人の動き方＿＿＿＿＿＿＿。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

レジでお会計をしてると

厨房から、ぴょいっと光が顔を出して

「忙しくってごめんな～～。
　ありがと～～なぁ～～～。」

「うふふ。ごちそうさまぁ～。
　美味しかったよ～～。ね、大貴っ。」

「おぅっっ。バッツグンに美味かったぁ。」

「ありがと～～。」って光ニッコリ。

オレは、光に笑い掛けながら

「今、計画中のバーベキューで
　今度、話そうなぁ～～。」

「ああ。楽しみにしてるっ。」

って、ぴょこって引っ込んで・・

レジの宏太さんに

中島家は

「「「ごちそーさまでしたっ。」」」と、言って

レストラン“ＪＵＭＰ”を後にした＿＿＿＿＿＿＿。

車内で大貴は、

しあわせそうにお腹を擦って

「う～～～～。お腹いっぱいっ。
　しあわせだ～～、２日続けて
　ハンバーグだなんて～～。あ～～～。
　明日もハンバーグでいいなぁ～～。」

オレはあきれながら

「い～～や、明日は和食にしますっ。
　お野菜とお魚ですっっ。」

「え――――――っ。
　ちぇぇぇ～～～～。」

「ちぇぇ～っじゃ、ないのっっ。」

裕翔は車を運転しながら

クスクス楽しそうに笑ってる。

オレは、ゆっくりと・・

裕翔を見て、大貴を見て、

一度、ゆっくりと瞬きをして＿＿＿＿＿＿＿

瞼の裏に焼き付いた

ハナミズキを想って・・想って、呟いた。

「あ～、今日も・・しあわせだ。」って＿＿＿＿＿＿＿。

＝おわり＝