人違い ページ39
え…
今、何て…
再び規則的なリズムを刻んでくAちゃんの
呼吸
Tシャツを捲くられ、キャミソールとブラをたくし上げられて小さな胸を顕にしたまま、スヤスヤ眠る君
今…
大輔、って言った？
？
どうだった…
聞き間違い？
空耳？
空耳だよね
君を愛してるのは…大輔じゃないよ、俺
裕太だよ
俺の名前、呼んでよ
メラメラと沸き起こる嫉妬心
ね、ほら
もっかいシてあげるから
俺の名前を呼んで
.
.
唾液が間接照明に照らされて光るその膨らみに
もう一度、舌を這わす
焦らすようにねっとり…
そして、尖端で俺の舌を待つグミをペロリ
ペロ…ペロ…
膨らみとの境から、下から上へ
「……ぁ、ん…」
「や、…」
感じてんの？Aちゃん
ほら、もっと…
声を聞かせて
下から上へ
右も…左も…
あらゆる角度から、そのグミを弄…ぶ
「…あ、ん……や、」
やっと、Aちゃんの手が気だるそうに動いて
俺の髪に触れた
そう、彼女の乳…房に張り付いた俺の頭に
彼女の指先が触れ、ぎゅと掴む
「…、あ…やッ…」
可愛いな、Aちゃん
もっと…
ほら
その声…聞かせて…
俺の髪に触れて
俺を感じて
.
.
ちゅ
ちゅッ
ほら
「……ぁ、ん…」
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作者名：トウコ
| 作成日時：2019年5月12日 16時
