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あの日あの時…。

私の選択が違っていたら

何か変わっていたのかな。









あの時

ベクの命令を無視していれば

あの時

私が残っていれば

ベクを救えたのかな







今でも鮮明に覚えている

あの運命を分ける瞬間…









爆弾処理班が間に合わず
私とベク、そして迷子だった5才の女の子がその場に残されていた。






赤く光るデジタルタイマーは
私達の命の時間を表していた。






無線で爆弾処理班からの指導の下、
ベクが慎重に指示に従い爆弾を解体していた。


ベクには爆弾の知識がわずかながら
あったのだ。




尋常では無いベクの汗に
私は『本当に死ぬかもしれない』という実感が湧いた。








命の時計を見ながら女の子は


【赤くてチカチカしてる!!!綺麗だねー!!】








と、無邪気に笑っていたのを覚えてる。






BH「ホントだあ!!この赤いのお兄ちゃんがストップさせるからな〜!」

【えー!?どうしてー?】

BH「ストップさせないとお兄ちゃん達ドッカーンなっちゃうんだよ。」

「……ベク!!」









思わずベクに怒鳴ってしまった。
こんな時に何笑ってるの!?
死ぬかもしれないのに!!

って思って…。









涙を必死にこらえながら
唇を痛いくらいに噛み締める。









震える私の肩をベクは力強く
叩いた。









BH「この子を不安にさせたくない。こんな時に忘れたのか!?俺達のやるべき事!!」








死ぬかもしれないという恐怖に
おびえて、私は忘れていた…。


そうだ。


私はこの子を助けなきゃ!!
ベクはずっと恐怖と闘いながら
笑っていたのに。








「ベッキョン捜査官。すいません。自分を見失っていました。早くここから脱出しましょう。」






涙をこらえ、必死に笑う。






ベクはうなずき強く笑った。









「もうすぐ出られるからね!!お兄ちゃんを応援しよ!!」


【うん!!お兄ちゃん頑張れ!!】









そして、解体が終盤に近づき
後はタイマーと本体を繋ぐ線を切れば解体が完了となるところまできた。







BH「……いくよ。」


「うん。」









カチッ…。









線を切りタイマーが止まった。









その瞬間…


ピーーーーーーー…







新たなタイマーが発動したのだ。






「何?!どうゆうこと!?」

BH「分からない。全部切ったはず!!処理班!!どうなってンだ!!」

処理班「分からない!!今すぐ逃げろ!!」

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ヒカリ(プロフ) - 朴‐智旻.さん» 返信遅くなりまして申し訳ありません!コメントありがとうございました!質問の件なんですが、ユンギの放送禁止用語はアレは…ご想像にお任せ致します( *´艸`)なんとかそれっぽく当てはめてみてください!ジンについては、明らかにドM発言なのでそーゆーことです! (2018年4月5日 23時) (レス) id: aaf5fdeba0 (このIDを非表示/違反報告)
朴‐智旻. - じんにむってドMですか?wwww (2018年3月29日 21時) (レス) id: d532446468 (このIDを非表示/違反報告)
朴‐智旻. - とても面白いです!あの、〇〇〇〇〇〇〇には何が当てはまるんですか?(((( (2018年3月29日 21時) (レス) id: d532446468 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - なぽりたんさん» 初めまして!!コメント嬉しいです\(^^)/ありがとうございます!!いつも読んでくれているんですね(*^^*)すごく嬉しいです。自分のペースでコツコツと更新頑張りますので、よろしくお願いします♪ (2017年5月8日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - ひなさん» 私と同じ思いをしてきたんですね。七年も頑張っているなんてすごいことです!!きっと私以上に辛い思いをしていると思いますが、今回のコメントを見て勇気をもらいました!!本当にありがとうございます!!お互い無理せずいきましょうね(^^) (2017年5月2日 13時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒカリ | 作成日時:2017年1月11日 23時

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