変 ページ7
チャイムが鳴り、家庭科室にいたクラスメイトが帰ってきた。
『あっれー!!珍しい組み合わせじゃん!!二人してサボり？』
『二人で何してんのよー!!』
クラスメイトが私達をひやかしてくる。
「ち、違う…。そんなんじゃっ…」
誰がこんな人となんか…
TH｢一緒にサボりたくて俺から誘ったのっ。ね？Aちゃん？」
｢は、…は…？」
何平気でウソをつくのこの人!!
『やるじゃーん!!さすがプレイボーイ〜ハハハ!!』
『モテ男はいいな〜!』
TH｢Aちゃんすごくいい子!!｣
だから私はこの人とは何もっ…。
JG「ふ〜ん…。そうなんだぁ。｣
｢だ、だから!!違うの!!あの人が勝手に!!!｣
あの人…どーゆーつもり!?
JG「Aの為にハンバーグ残しておいたのに。あげないもんねー。｣
｢え!?ハンバーグ!?食べたい!!｣
JG「あげなーい。｣
｢ああ〜…ちょっと…お願い!!!｣
JG「やだああ。｣
グクがハンバーグを持ち上げて
逃げていく。
とにかくハンバーグ食べたくて
金魚のフンみたいにグクをつけ回した。
TH｢…あの二人。仲良いんだぁ…。｣
JM｢グギャが珍しくなついてるんだ。可愛い〜♡」
TH｢…。｣
昼休み。
なんとかハンバーグをゲットした私は黙々と食べていた。
｢んー。ちょっと固いな。65点。｣
JG「うるせーよっ。じゃあ食うな!!｣
｢あ〜返して!!食べる!!｣
食べてる時が安らぎなのに!!
TH｢昼飯。一緒に食べていーい!?てか、食べるー!!!｣
な、何で…っ。
フォークを床に落とした。
TH｢なぁーに!!そんなに驚く事!?アハハ!!Aちゃんってリアクション派手ー!!!｣
JG「テヒョンに言われたく無いと思う。｣
TH｢アハハハ!!!え〜？!どして!?｣
手が震える。
心臓の鼓動が早くなる。
早く…早くフォーク拾わなきゃ…。
TH｢Aちゃん♪｣
ドクン…
｢は、は、はい…｣
TH｢フォーク。洗ってきてあげるっ。待ってて♪｣
…へ…？
顔を上げるとすでに彼はフォークを持って水道まで走っていた。
JG「どしたの。なんか変だよ。｣
｢…別に、普通だよ。…変なのは…。あの人だよ…。｣
JG「…ん？変って…？」
手の震えをおさえながら
食べかけのハンバーグを見ていた。
バラバラになったハンバーグ…。
私も…こうなるの…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2485人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みかちょ - テテの画像めっちゃイケメン！ (2019年3月31日 21時) (
レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
ソニ(プロフ) - お話面白いです！でもグクの表記がJGなのが少し気になります（ ; ; ）でも！お話面白いです！ (2018年5月30日 23時) (レス) id: 727854f791 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - お米ちゃんさん» ありがとうございます( ＾ω＾ )続きをもっと頑張って書きますんで、これからも読んでくれたら嬉しいですo(*⌒―⌒*)oまた、コメント待ってます!! (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - ふゆさん» コメントありがとうございます( ＾ω＾ )殺意ですか!?だ、誰に？!笑 大丈夫です。私もおかしいので。笑 ホントに嬉しいです(*^^*)ありがとうございます＼(^^)／ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
お米ちゃん - 面白いです！！続き読みたい( ^ω^ ) (2016年10月13日 17時) (レス) id: 7f5cca34a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒカリ
| 作成日時：2016年5月30日 17時
