最初から ページ38
グクの家は初めてだ。
これまで何度か家の前までは来たことがあったが泊めてもらう日が来るなんて思ってなかった。
グクの部屋に入ると飼い犬が
しっぽを振りながら私に駆け寄る。
｢うわ。か、可愛いー。｣
JG「ヤバくない？この可愛さ!!」
グクは愛犬にメロメロらしい。
見たことの無い甘い顔。
抱き上げると私に渡してきた。
｢ちょ…。｣
JG「よかったな〜？抱っこしてもらえて。ちょっと待ってて。｣
どうやら部屋を片付けている。
｢別に気にしないから大丈夫だよ？｣
JG「じゃあ、こんなのとか散らかってるけどいいの？」
目の前に垂れ下がるグクのパンツ。
｢べ、別に…。お父さんのパンツ洗濯するし。｣
JG「そ？ならいいっか♪｣
持っていたパンツをポーイと
その辺に落として行った。
嫌な気分でもないが
いい気分でも無い。
取り敢えず部屋の隅に座ることに。
｢あのさ、聞きたい事…あんの。｣
JG「何ー。｣
｢人を好きになるって…どうゆう事なのかな。｣
それを聞いた途端に
グクが口を手でおさえながら
笑い出した。
ば、バカにしてる。
JG「お前何真剣にそんなこと聞いてんの。ハハハ!!なんかやだ。｣笑
｢笑わないでよー。…人を好きになった事が無い人がいてね？…そのせいか分からないけどちょっと性格が…。｣
テヒョン君の事だ。
私はずっとその事が頭から離れないんだ。
人を好きになれない感情…
好きになるって事を知らない…。
彼には人を殺したい感情の代わりに
人を愛する感情を失ったんじゃないかって…。
JG「お前が一番知ってるんじゃない？」
｢え。…私!?」
JG「だってお前…テヒョンの事ずっと好きだったでしょ？」
ば、 バレてるーーー!!!
｢え、え。え。いつから…？」
JG「最初から。｣
｢知ってて何も言わなかったの？｣
JG「俺は密かに応援してたつもり。｣
なんだか急に恥ずかしくなってきた…///
｢で、でもね!?今は…今は違うの。｣
JG「好きじゃないの？｣
｢……今は…。そんな気持ちになれなくて…。｣
私の気持ちを邪魔しているのは
彼が殺人鬼という事実。
それだけ。
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みかちょ - テテの画像めっちゃイケメン！ (2019年3月31日 21時) (
レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
ソニ(プロフ) - お話面白いです！でもグクの表記がJGなのが少し気になります（ ; ; ）でも！お話面白いです！ (2018年5月30日 23時) (レス) id: 727854f791 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - お米ちゃんさん» ありがとうございます( ＾ω＾ )続きをもっと頑張って書きますんで、これからも読んでくれたら嬉しいですo(*⌒―⌒*)oまた、コメント待ってます!! (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - ふゆさん» コメントありがとうございます( ＾ω＾ )殺意ですか!?だ、誰に？!笑 大丈夫です。私もおかしいので。笑 ホントに嬉しいです(*^^*)ありがとうございます＼(^^)／ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
お米ちゃん - 面白いです！！続き読みたい( ^ω^ ) (2016年10月13日 17時) (レス) id: 7f5cca34a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒカリ
| 作成日時：2016年5月30日 17時
