検索窓
今日:4 hit、昨日:20 hit、合計:1,380,984 hit

違和感 ページ22

Aがテヒョンの事を見ていたのは、ずっと前から知ってた。

1年の頃からずっと。

でも、テヒョンの周りにはいつも人が集まっていてAが近づく事は出来なかった。


最初から諦めモードだったAを
俺は応援したかったんだ。

見ているだけでいいって思ってるかもしれないけど、俺はそんなのもったいないって思ってた。

だってAのいいところ、いっぱい知ってるから。


なんならテヒョンにAはもったいないって思ってたくらい。



3年になって、状況は変わった。





テヒョンと同じクラスになってから、テヒョンがAのことを見ているのを俺は知っていた。




人に囲まれながらも
その目は遠くの方。





Aの存在。







いつも近くにいたから分かる。








Aが気付かないで俺と笑ってる
時も、飯食べてる時も、授業中も、テヒョンはAを見てたんだ。







ある日から急に二人はよく話してるのを見かけるようになった。





本当なら二人はすごく楽しそうに
してるのが当たり前だと思ってたのに、その日を境にAはあまり笑わなくなった。






テヒョンはいつも通りのテンションで俺にもジミンにも絡むのに、Aはどこか距離を置きたがってるみたいに見えた。





お互い好き同士だと思ってたのに…。





二人の関係性に違和感を覚えた。









JG「あ、聞いた?倫理の先生行方不明らしいよ。」



「…っ!!」



JG「噂じゃ借金抱えてて夜逃げしたらしいよ。」



「……違う。」



JG「え?」




「違うよ…。先生は…先生は…」









Aは下を向いて何かを言おうとしてる。








JG「違うって?」

「…っ。先生はもう…。」

JG「何?A?」

「先生はもうっ…。この世にいないの…。」









は?





何言ってんだよ。






JG「縁起でもない事言うなってー。何言ってんの?」笑


「…そう…だよね。…縁起でもない…よね。…ごめん。」









Aがこんな冗談言う?
普通なら逆だ。








JG「ん?犯罪心理学?何これ。」笑


「何でもない!!」







本を隠すように棚に詰め込むA。





JG「あんなのに興味あるんだー。超意外。」笑


「いや…。お父さんが読みたいって…。ハハハ…。」

正体→←狂気



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (482 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2485人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , バンタン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みかちょ - テテの画像めっちゃイケメン! (2019年3月31日 21時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
ソニ(プロフ) - お話面白いです!でもグクの表記がJGなのが少し気になります( ; ; )でも!お話面白いです! (2018年5月30日 23時) (レス) id: 727854f791 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - お米ちゃんさん» ありがとうございます( ^ω^ )続きをもっと頑張って書きますんで、これからも読んでくれたら嬉しいですo(*⌒―⌒*)oまた、コメント待ってます!! (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - ふゆさん» コメントありがとうございます( ^ω^ )殺意ですか!?だ、誰に?!笑 大丈夫です。私もおかしいので。笑 ホントに嬉しいです(*^^*)ありがとうございます\(^^)/ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
お米ちゃん - 面白いです!!続き読みたい( ^ω^ ) (2016年10月13日 17時) (レス) id: 7f5cca34a9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヒカリ | 作成日時:2016年5月30日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。