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小｜中｜大｜ふわりふわりと落ちていく雪が日光に照らされ、光を反射し、無数の光を放つ。人はそれをダイヤモンドダストと呼ぶらしい。泣いていた私は鼻を垂らしながらもっと泣いた。隣に居た見ず知らずの貴方はすごく慌てた様子で心配してくれたが、それは簡単に止まるものでもなくて。

「とりあえずこれ羽織っといて、ね、寒いから」

『ずびまぜん……』

「いいのいいの！逆にこれしかなくてごめんね、あんまり暖かくないでしょ……？」

困ったな、と笑いながら場を和ませようとしてくれた貴方は、絶望の縁に居た私にとって、ダイヤモンドのように輝いているように感じた。羽織らせてくれたローブは魔法騎士団員の証。そんなものを私に持たせていいのだろうか、いや、ここは彼の好意に甘えよう。

見ず知らずのお兄さん、ありがとう。あなたのおかげで明日が生きれそうです。









こんにちは。くすさなと申します。原作でブラクロを知り、アニメで沼に浸かった新参者でございます。初めは不憫な人だなぁ通っていたフィンラル先輩が、海底神殿編で自分の力の使い方を見つけた時の喜び方に目を奪われ、弟との戦いでオチました。

誤字脱字等ございましたら教えて下さると助かります執筆状態：更新停止中