理由10 ページ14
サヤsaid
玄師「そしたらかいじゅうはどうやらクッキーの方が好きだったみたいで嬉しそうクッキーを眺めてるの」
サヤ「可愛いかいじゅうだね」
玄師「でも、かいじゅうは本当は独りが寂しかっただけで、だから僕らにただ遊んで欲しかったんだっていう夢だよ」
サヤ「なんか、最後だけ深いな」
前にもこんな風にかいじゅうが現れる夢を見たことがあるというのを玄師くんから聞いた。
サヤ「因みに玄師くんはかいじゅうに何したの?」
玄師「ん?そのかいじゅうにそのかいじゅうの絵を描いてあげたら嬉しそうだったよ」
サヤ「優しいじゃん」
玄師「空中に」
サヤ「いや、玄師くんも何者だよ」
やっぱり夢の中でも玄師くんはマイペースなようだ。そこもまたいい所なんだけど。
夢の中でも絵を描いていたのかと改めて玄師くんは絵を描くのが好きなんだと思う。
サヤ「でも、夢の中でも玄師くんは玄師くんで良かった」
玄師「なんで?」
サヤ「だって今見ている玄師くんが違う人だとしたら悲しいと思わない?」
すると玄師くんは可笑しそうに口に手を当てて珍しく声を出して笑った。
玄師「そんな事言うのなら夢の中でもサヤはサヤだったよ」
サヤ「そうなの?」
玄師「うん、だってサヤはサヤだよ」
私はそれを聞いてあることを思い出した。
その言葉は前に玄師くんに私が言った言葉だ。
サヤ「覚えてたんだね」
玄師「忘れる訳ない」
サヤ「そっか、そうだよね」
私は懐かしく思い笑った。
それを見て玄師くんは嬉しそうに笑う。
私はそんな玄師くん笑顔が大好きだ。
その事を何度も確かめる。
やっぱり玄師くんが大好きなんだと。
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Tomo(*´∀`)(プロフ) - 現代に戻ります (2018年5月15日 17時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - そろそろ終盤に差し掛かってきた (2018年5月14日 18時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 打上花火ですね。 (2018年5月13日 12時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 久しぶりです。昨日からまた書き始めました。良かったらコメントお願いします。励みになります。 (2018年5月13日 11時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 打上花火を少し重ねています (2018年3月17日 9時) (レス) id: 13f8a09a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tomo(*´∀`) | 作成日時:2017年6月8日 18時