8話-sho.side- ページ8
びっくりした。
あの日、一瞬で惹かれたあの子。
なんで廉の隣にいるの?
怖い。この世はどうなってるんだ。
廉「おい、紫耀!なにしとんねん。ずっと突っ立って!」
神「バカ!そんなでかい声で名前呼んだらみんなこっち見るじゃん!」
廉「あ、忘れとった。」
そう言われて我に返る。
『あ、ごめんごめん!』
そう言って俺は走っていく。
廉「こちら、俺と同じ学校のA!あっ、苗字なんて言うん?」
A「Aだけど…。」
神「え、知らなかったの?」
廉「おぅ、だって俺ら今日が初対面。」
神「えっ、廉なにしてんの?初対面の子連れてきちゃうなんて!」
『ほんとだよ〜。何してんだよ!』
とは言ったものの、こうやって出会わせてくれた廉に感謝の気持ちでいっぱいだった。
紫「えっと、僕King&Princeの平野紫耀って言います!」
A「AAです。よろしくお願いします…!」
紫「可愛い…。」
A「えっ……?」
『あ、ごめん!なんでもない〜』
思わずこぼしてしまった本音を慌ててなかったことにした。
93人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:べ に 子 | 作成日時:2018年12月19日 22時