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45話-shoside- ページ45

俺はありのままをさらけ出した。









『紫耀っ、紫耀っ…。』







話し終わった時、なぜかAはボロボロに泣いていた。







『Aが泣くことじゃないじゃん!』








A「しょうくん…。あの時、私に言ってくれた。「俺たちは偶然じゃなくて必然なのかもしれない。」って。」








A「私、その言葉で今まで生きてこれた。この世には同じ思いをしてる人がいるんだって。」









紫「……Aちゃん、?」







ーなんで俺は気づかなかったんだろう。









高3の時であったあの子がAだったってこと。









気づいたら、あの時泣いていたあの子がぴったりAに重なった。









こんな偶然あるのか。






信じていいんだよね?この奇跡を。

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作者名:べ に 子 | 作成日時:2018年12月19日 22時

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