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26話 ページ26
『お邪魔します…。』
恐る恐るお家の中へ入ってみると、とても綺麗で、男の部屋とは思えなかった。
紫耀の家は私より家から歩いて10分くらいのところにある高級マンションだった。
紫「急にごめんね!変なことはしないから!ほらほら座って座って!」
そう急かされて、私はふかふかのカーペットの上に座った。
家の中はいつも紫耀から香るあの懐かしくて優しい匂いがした。なんだかとても心地よかった。
紫「良かったらどうぞ。」
そう言ってキッチンから出てきた紫耀は、温かいお茶を出してくれた。
『あ!ありがとう!!』
紫「あのさ、ずっと聞きたかったんだけど。」
『…うん?』
紫「なんで人間を怖がるの?」
二人きりの空間で、
隣同士に座る私と紫耀。
ポーカーフェイスだって言われることが多い私
なんで君は私のことがわかるんですか?
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作者名:べ に 子 | 作成日時:2018年12月19日 22時