第三十二話 ページ10
貴方side
貴方『......ﾊｧ、分かった。ここじゃ話したくないから...ついて来て』
高杉「あァ...分かった」
私はいつも空を見る時に行く誰にも知られてない花畑に晋助を連れて行った
貴方『....ここ』
高杉「こんな場所があるなんてなァ...知らなかったぜ」
貴方『誰もこないところ探したらここにきた。』
高杉「夜居なかったのはここに居たからか」
貴方『知ってたんだね。』
高杉「まァな」
貴方『じゃあ....話すね』
貴方『先に言うと、私は人間じゃない...天人なんだ』
高杉「！？」
貴方『憎い...よね......ずっと黙っててごめん。黒鎌族っていう天人なんだ』
晋助が凄くビックリした顔してる...そりゃそうか
高杉「ｱﾔｵやｼｬｵがいる時点で違う気配はしていたが」
貴方『そう....』
貴方『質問があったらその時に言って...』
高杉「あァ、分かった」
刀も置いてきたから...ｱﾔﾄとｼｬｵに頼れない
貴方『晋助達や先生に会う前、私は黒鎌族の住む星にいた。私の家族はお母様、お父様、お兄ちゃんの4人家族で、幸せに暮らしてた。あの日が来るまでは。』
高杉「・・・」
貴方『あの日は雨が降っていた。私達の種族は雨が苦手な種族だから外には人がいないと思っていた。だけど、いたんだ。1人の人が、私がその人に気づいた瞬間家目の前にその人がいた。』
貴方『その人は私を捕まえようとした。だから、お母様とお父様は私を守って傷ついた。お兄ちゃんは私を連れて逃げたけど駄目だった。そして私は連れ去られていろんな実験をされた。大切な家族を傷つけてしまって私は感情を無くした。私はもう生きていたら駄目だ。今でもそう思ってる。この命は大切な人を守るために使うって決めた。これが私の過去。....なんで晋助がどんな顔してるの。』
高杉「なんでそんな過去を隠してた。」
貴方『なんで.....思い出したくないから』
高杉「なんか...すまなかった」
貴方『大丈夫...大丈夫だから.......そんな辛そうな顔しないで...私のために.......そんな顔..しないで』
高杉「....(Aを抱き締める」
貴方『どう...したの』
高杉「我慢しなくていい。辛い時には泣けばいい」
貴方『もう....泣けないよ......笑うことも...怒ることも........感情なんて...もう......ない..辛い過去も....忘れることは.....できない』
高杉「・・・いつか....いつか絶対Aを笑わせてやる」
貴方『できたらいいね』
高杉「だから待ってろ」
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美闇 - 面白い！！期待です！！頑張ってください！ (2019年8月2日 21時) (
レス) id: c5a727c769 (このIDを非表示/違反報告)
瀬羅(プロフ) - 風華さん» コメントありがとうございます！更新頑張りますっ！！ (2017年12月27日 0時) (レス) id: bb16f82550 (このIDを非表示/違反報告)
風華 - とてもおもしろかったし何で真選組から連れ出して欲しかったのかが気になります！更新頑張ってくださいね！ (2017年12月25日 16時) (レス) id: 3c5562f198 (このIDを非表示/違反報告)
瀬羅(プロフ) - 心魄さん» 本当ですか！？ありがとうございます！！グダグダすると思いますが、頑張っていきます(*´-`) (2017年6月10日 20時) (レス) id: 16d65cbb8e (このIDを非表示/違反報告)
心魄 - 面白すぎですよね!これからも楽しみにしています(*^^*) (2017年6月10日 19時) (レス) id: 2a62238b36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬羅 | 作成日時：2016年8月3日 0時
