CHAPTER 02 無意味な殺人は無意味な殺人を呼ぶ 学級裁判 ページ40
「…そんなこと？」
突然、大先生が絶望の満ちた顔で茶番ちゃんを見た。
『は？』
「そんなことで、俺は殺されそうになって…殺人犯にまでなったん？」
「そんなことじゃないよ、立派な動機だよ！」と言う茶番ちゃんだが、大先生からしたら確かに無関係な話だ。
そんなことで自分の命まで脅かされている今、大先生は絶望している。
「やっぱり俺は悪くない！正当防衛で、思わず殺してしまって、だからっ…！！」
『うるさいうるさいうるさいうるさーい！！！』
狼狽える大先生より大きく叫んだ茶番ちゃんの音割れした声に、彼も私もビクッと肩を揺らす。
『折角のいい殺人だったのにね、大先生。定番すぎる動機。被害者が考えたトリックを乗っ取る意外性も素晴らしい』
しかし茶番ちゃんはトントンくんの時のように「でもなぁ」と声を落とした。
『トントン同様に回収し忘れた決定的動機。潔すぎるのもダメだけど、諦めが悪いのも個人的には頂けなーい』
「超高校級の臨床心理士って才能も、大して使えなかったし〜」と言うと、茶番ちゃんはバツの書かれた札を突き出した。
『大先生は減点減点減点で、この学園にいる価値なし！！価値のない人間に興味はないのでーあります！！』
茶番ちゃんは小さな両手で目の前の大きな押しボタンを、思い切り押した。
『地味〜な才能の大先生のために、特別な処刑を用意した神様に感謝！！』
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わたうさ@火星人☆(プロフ) - 名無しくんさん» ご愁傷様です…(´ｰ｀;) (2019年9月23日 12時) (
レス) id: af7c01dafc (このIDを非表示/違反報告)
名無しくん - 推しが…死にましたぁ…(°▽°) (2019年9月23日 11時) (レス) id: f915d9c3de (このIDを非表示/違反報告)
わたうさ@火星人☆(プロフ) - 閑さん» はじめまして、いつも閲覧有難うございます！私も大好きで、d!様と原作者様には感謝しかないです…かたつむり更新ですが自分のペースで頑張ります！有難うございます！ (2018年12月28日 14時) (レス) id: af7c01dafc (このIDを非表示/違反報告)
閑 - はじめまして、いつも楽しく見させて頂いてます! d!もダンロンも大好きなので主さんには本当に感謝しかないです…これからも更新など頑張ってください (2018年12月28日 14時) (レス) id: 8c1224d0db (このIDを非表示/違反報告)
わたうさ@火星人☆(プロフ) - 蒼空さん» ひえええ！両方推しだったなんて！！今後名前だけでも沢山出します！！これからも閲覧お願いします！コメント有難うございます！ (2018年12月15日 17時) (レス) id: af7c01dafc (このIDを非表示/違反報告)
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