水柱兄弟の妹【鬼滅の刃】 (ページ7)

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漆ページ7

ＮＯside

『改めまして、影柱となりました
梅影Aです
まだまだ未熟ですが、はやく皆さんに追いつけるように頑張りますのでよろしくお願いします！』

お館様が退出された後
Aは改めて柱の前で自己紹介をしていた

胡｢初めまして、私は胡蝶しのぶと言います
女性同士仲良くしましょう!!｣

しのぶとの握手を交わそうとしたが何者かによって遮られた

胡｢…冨岡さん、どういうおつもりですか？｣

犯人は義勇であった

義勇がAに抱きついたことにより遮られたのだった

冨｢A…っ｣

錆｢A…無事だったんだな｣

義勇は泣き、錆兎は優しい目でAを見つめる

他の柱達の頭にはハテナでいっぱいだった

しかしそれはAも同じで

『えっと…ごめんなさい
私たち何処かでお会いしましたか？』

義勇と錆兎は目を丸くした

それもそうだ
何処かで会ったも何も
あのきつい鍛錬を共に乗り越えてきた仲間なのだから

会っていない数年の間に忘れてしまったのだろうか

血鬼術か何かにやられたのだろうか

Aによく似た他の誰かなのだろうか

2人は固まったまま様々なことを考えた

宇｢おいおい、どういうことだ？｣

不｢梅影よォ、こいつらは知り合いなんかァ？｣

悲｢冨岡、一旦離れろ｣

柱達の声掛けで我に返った2人は
おずおずとAから離れた

『知り合い…ではないと思うんですけど…』

冨｢え…いやでも…｣

オロオロと狼狽える義勇

錆｢…｣

険しい表情を浮かべたまま黙り込む錆兎

柱達も何かを察し暫く沈黙状態が続いた