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参拾玖 ページ40









『小芭内さん、どこに行ったんだろう』




途中までは間違いなく私の斜め前で走ってたはずなんだけど…

鬼は沢山来るし小芭内さんは蛇行しながら走るしで気がついたら見失ってました


恐らく今頃御怒りのことでしょう







ただひたすらに鬼を倒しながら山の中を駆け巡れば少し開けた場所に出た




『…満月』


空を見上げれば満月の月とたくさんの星が見えた







?「…貴様鬼狩りか」

『っ!!』



突然背後から聞こえた殺意の籠った声

慌てて刀を構え振り向けば高貴な服に身を包んだ赤い目の男がいた




『…綺麗』

?「綺麗だと?」

『っえ、あ、ごめんなさい…!』

?「…貴様、柱だな」

『何故それを…貴方は一体…』

?「ほう、私を知らぬとは…名をなんという」

『梅影、A』

?「そうか、A
特別に私の名を教えてやろう」



そう言うと男の目はあっという間に猫のような目となった



?「私の名は鬼舞辻無惨だ」

『き、ぶつじ…?』




一瞬にして頭が真っ白になった


気付けば私は鬼舞辻と名乗る男に刀を振りかざしていた




鬼「柱であろう者がここまで私に気付かぬとは
鬼殺隊も落ちぶれたものだな」


ドガッ


『っかは…!』




何今の

見えなかった



何か鞭のような物で弾き飛ばされたということしか…





鬼「A、貴様を今すぐ鬼にしてやってもいいが…
それでは面白くない
また次に会う時を楽しみにしている」



そう言ってほくそ笑んだ鬼舞辻無惨は
なきめ、と呟き消えてしまった









え?私次会ったら鬼にされるの?何故?

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作者名:すー | 作成日時:2021年10月18日 22時

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