水柱兄弟の妹【鬼滅の刃】 (ページ19)

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拾捌ページ19

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それから2年の歳月が流れ

錆兎さんから錆兎に、義勇さんから義勇に呼び名が変わり
他の同僚とも仲が深まった頃

緊急柱合会議と称して柱達が集められた

産屋敷邸に到着したが一番乗りではなかったみたい

『あ！蜜璃ちゃん！元気だった？』

甘｢きゃー！Aちゃん！この通りすっごく元気よぉ！｣

『そっか！ところで今日はどうして呼ばれたんだろうね？』

甘｢きっとしのぶちゃんと冨岡さんが行かれた那田蜘蛛山の件だと思うわ！｣

『柱が2人行くってことは十二鬼月だったのかな？』

宇｢よぉ!!何の話してんだ？｣

甘｢宇髄さん！｣
『天元さん！』

『どうして集められたのか分からなくて』

宇｢あぁ、何でも鬼を連れた鬼殺隊士がいるらしくてな
そいつの裁判ってわけだ！｣

甘｢えぇ！｣

『鬼を連れてるって…隊律違反だよね？』

宇｢Aが知らねーとは驚きだな｣

『…どういうこと？』

知ってるわけがない

そもそも知っていたら見た時点で鬼は殺してる

宇｢鬼を庇ったのは冨岡もだぜ？｣

『っは…？』

理解が追いつかなかった

義勇が鬼を庇う？何故？

色々頭で考えてみたものの一向に答えは出なくて
気づけばこの場に居ないのは義勇、しのぶちゃん、実弥さんだけとなっていた

『っ錆兎！どういうこと？義勇が隊律違反って…
何か、知ってるの…？』

錆兎の元へ向かいそう問いかければふいっと目を逸らされた

錆｢……すまない｣

あぁ、知っていたんだ、錆兎も

それを隠しながら2人は私と一緒にいたんだ

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炭｢ここで大正コソコソ噂話！｣

炭｢Aさん、義勇さん、錆兎の3人の関係は柱の人達に伝わっているらしいですよ！
今では暇さえあればよく3人一緒にいるようです！｣

炭｢そういえばAさんは俺の姉弟子にあたるそうなんだ
いつかお話してみたいなぁ！｣

襧｢むーむー!!｣