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「今すぐキッドになって！」
「無理だって！見ただろ！？ハンググライダーも上着も全部駄目になっちまったんだから！」
私とキッドを呼ぶ子供達の声に振り返れば、早く探しに行こうと先に進もうとする子達を制した。
すると茂みがガサガサと揺れ始める。
そこから出てきたのは、
「猪ー！？」
突進してくる猪からなんとか逃げ切って、水がある場所で一休み。パーティー会場から持ってきたご飯を食べようと言う。
「もはや遠足ね。」
子供達が楽しんでるならいいんだけど私は一刻も早く帰って熱いシャワーを浴びてお湯を張った浴槽に浸かりたい。
腹ごしらえも済んだところで、更に奥へと進んでいく。
「じょ、冗談でしょ？」
「Aお姉さん、早く！」
「絶対危ないやつだよ！？見た目ボロボロだし、安全かどうかも分からな、」
「ま、乗れよ。な？」
キッドに手を引かれて、ついには乗りたくないボロボロなトロッコに乗ってしまった。
「速い！速い！速いって！」
皆は楽しんでるようで何よりです。
私はというと、不覚にもキッドにすがり付く。彼の匂いや体温を敏感に感じて心臓が早鐘を打つ。
それらが私を少し安心させてる事に腹が立つ。
「ちょ、前！前！」
トロッコが進む道は途中で無くなっていた。
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汎用うさぎ(プロフ) - 祟璃さん» 成る程…。参考にさせて頂きます！アドバイスありがとうございました！ (2019年4月13日 21時) (
レス) id: 8e53fc3a0e (このIDを非表示/違反報告)
祟璃(プロフ) - いつお話が変わったんだろう...ということが所々ありました。場面の展開をもう少し細かくされればいいと思います...。 (2019年4月13日 20時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
名無し56039号(プロフ) - とっても面白いです！！この作品は完結まで持って行ってください！！お願いします(＞人＜;) (2018年10月1日 23時) (レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2018年9月29日 8時
