女神と謳われた青年【男主】

女神が二十一人 ページ25

『ん……あれ、僕いつの間に……』






いつのまにか寝ていたのか、僕は丁寧にベッドに寝転がされた上に布団を掛けられていた
ん〜……あの後、何話したっけ？ 全然覚えてないや〜






「よぉ、ぐっすり眠れたか？」




そう言って僕の後ろから話しかけるバン
あ、僕バンと同じベッドで寝てたんだ
何もされてなくてよかったぁ〜……




『おはよ〜、バン。

うん、なんかいつもより目覚めが良い……かも』





久し振りにベッドで寝たからかなぁ？
あ、キングもいる。しかも寝てる。うわぁ、ほっぺプニプニしたい……
そう思ってそ〜っとキングのほっぺを触ろうとするとキングの目が開いた





『うわっ……なんだぁ〜、起きてたの？』






「まぁね、と言うか……何しようとしてた訳？ A。

僕の顔に何かついてる？」






『ううん、ただキングのほっぺプニプニしたかったから』






そう僕が言うとキングは呆れた様な視線を僕に向けていた






__________
______
____







『……ここが、バイゼルねぇ〜』






なんて言うか……本当にここにあるのかな？
でも、ディアの神器でかいから案外噂になってたりしてそう






「そんな事より〜____なんでボクだけ留守番なの〜！？」






『おわっ……』





ディアは拗ねてるのか怒っているのか、地面を殴り叫んだ
危ないなぁ……と言うか、ディアは留守番なんだ





「仕方ないだろ。何年か前に巨人族が暴れて、出入り禁止なんだよ。

確かめたらすぐ戻って来るって」






団長がそう言っても［つまらない］と言ってだだをこねるディア
う〜ん、僕あんま出掛けたくないし……ディアと一緒に留守番しとこっかなぁ？






『ねぇ、僕も_______』





「あ、Aが一緒に行くのは決定事項な」





そう言って僕のパーカーのフードを引っ張る団長
ぐぇ、苦しい……てか決定事項ってどう言うこと？







「俺の気分だ！！」






うわぁ、こう言う時の団長は意思を曲げないからなぁ〜……僕限定で
仕方ない、着いて行くか……帰ったら絶対にすぐ寝る

女神が二十二人→←女神が二十人

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す