十三話 ページ14
〈付き人さんと名探偵のとある日のお話〉
「____このお菓子おかわり!」
そう云って俺にまた菓子をおかわりする男____名は江戸川乱歩と云うらしい
見た目や性格によらず、年齢は24歳と云う以外にも俺よりも歳上だった
「…………まだ食べるのか。よく腹壊さないよな。お前」
俺は呆れたように云う
さっきから菓子……というかスイーツを十個以上はおかわりしている
いつも思うが、なんで腹壊さないんだよこいつ……
「別にいいじゃん。今日はヘッセが奢ってくれるんでしょ?」
そしてまた江戸川はスイーツをおかわりする
こいつ……俺の財布を空にする気か!? A様に色々お菓子渡したりする分もあるんだけどな!?
嗚呼、どうしてこいつと一緒にスイーツを食べに来たか分からない
「……それに、僕達もう友達でしょ?
敵組織にいようと、君と僕はプライベートでは友達じゃん」
『友達』……そういえば、俺に友達なんてできた事なかったな……
ポートマフィアに入る前は暗殺者だったし。必要最低限人と関わるような仕事でも無かった
だが幼い頃に読んだ本に友達について書かれていた本があった
「そうか……友達、か……」
俺は思わず笑顔になった
友達……友達か……江戸川と俺が……なんか、嬉しいかもしれない
なんて、柄にもなく思ってしまった
__________
「んじゃあ、もうちょっと食べるから奢ってよね!」
「また食べるのか……」
「当たり前でしょ!? まだまだこんなの足りないよ!」
「はぁ……」
その後スイーツ店には楽しそうにしている乱歩さんとヘッセがいたとかいなかったとか
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作者名:クロりんご | 作成日時:2018年4月23日 22時