〇矛と盾 ページ17
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樹「深澤くん、この後ご飯行きませんか」
深「いいけど、誰か誘う？」
樹「いや2人がいいっす」
俺らしくない誘い方。多分深澤くんも薄々気づいているんだろう。
全てを決めるのはAだけど、もし俺を選んでくれなかった時に納得できるように話しておきたいと思った。諦める気なんて更々ないけどね。
いつもの店に行き程よく酔いが回ってきた頃、本題に入る。
樹「俺濁すのとか苦手なんでハッキリ言いますけど、深澤くんAのこと好きですよね？」
深「はは、マジでストレート」
樹「俺も好きなんすよ。譲りたくねえし、譲る気もないっす」
深「そっかー1番ライバルにしたくない相手だな」
樹「...なんでそんな余裕なんすか」
深「別に俺は付き合いたいわけじゃないから。いや、付き合えるなら付き合いたいけどね？Aの傍に居れたらそれで十分なんだよね。まぁ、何よりも決めるのはAだし。」
樹「大人すぎ」
深「いや、これでも焦ってる方。心臓バクバクだもん」
触ってみる？そう笑いながらいう深澤くんはやっぱり大人の余裕があって。
正直相手が深澤くんってわかった時、余裕かもなんて思ったけどそうじゃない。
こういう人が本気を出した時がいちばん怖いのを知っているから。
樹「本気で奪いますよ」
深「受けて立とうかな」
樹「...俺の方が一緒にいれる時間長いし」
深「今も昔も、Aが1番に頼るのは俺だけどな」
樹「くっそ...」
深「あはは、ほらな？俺も余裕ねーんだわ。まぁ何よりも大事なのはAの気持ちだから。」
樹「わかってますよ、、もう今日は飲む！」
深「あー飲め飲め！でも明日の稽古は遅刻すんなよ」
樹「でも...俺の師匠は一生深澤だぞ」
深「急にタメ口！」
あはは、なんて笑い合う俺らにライバルなんて言葉は似合わないのかもしれない。
A、もし俺の手を取ってくれるなら絶対幸せにする。毎日愛を伝えるし、もちろん身体でも。
俺の全てをAに捧げるよ。
だけどもし、俺じゃない手を取るならば、それは師匠がいいのかもな。
他の奴のところに行くくらいなら深澤くんに幸せにしてもらった方が...なーんて、どう考えてもAの王子様は俺しかいねえけど！！
俺は王子様なんて柄じゃないけど、Aは間違いなくお姫様だよ。
....ちょっと飲みすぎたかな
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萩花(プロフ) - 再公開待ってました…！ありがとうございます(T . T)❤︎幸せです！ (2021年11月5日 9時) (
レス) @page48 id: 24d453562d (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 毎回更新楽しみです！！誰もとくっついても満足できそうな気がします、、！笑 (2020年2月3日 2時) (レス) id: 9e83e52e35 (このIDを非表示/違反報告)
0330 - じゅりくんと幸せになってほしいです！ (2020年2月2日 8時) (レス) id: e8c7e5fc78 (このIDを非表示/違反報告)
すかいぶるー - めっちゃ面白いです！大人の関係がちょこちょこ入ってくるのが溜まりません！(*´ω`*)ふっかどうくっついてあげてほしーなー (2020年1月13日 22時) (レス) id: 5c8f53d0be (このIDを非表示/違反報告)
なあ - じゅりとくっついて欲しいです。。 (2020年1月8日 17時) (レス) id: e8a34520ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美 x他1人 | 作成日時：2019年7月26日 0時
